小谷村の沓形山 [登山]
北小谷の深原から地区に街道古道を地蔵峠に歩き、少し藪っぽい尾根を掻き分けて残雪たっぷりの沓形山頂に登りました。ブナの巨木の山頂です。
新小谷大橋の上流側から大糸線北小谷駅方面に入り、深原集落に向かいました。集落入口には千国古道の標識が随所に立っていて、標識に導かれて倒木や落ち葉の散乱する深原林道を10分ほど進むとチェーンゲートが有り、車両進入規制されていました。千国街道の追分と云う石碑が立っていました。
雪解け直後で枯れ木や落石散乱の林道を行きます。やがて林道には残雪も現れるようになり、流出土砂の堆積した場所も随所にみられます。
林道を約40分ほど歩いて千国古道入口に着きました。
千国古道はよく整備されていて幅も広いですが結構急坂が続きます。
途中には観音菱と云う岩場が有りました。
古道入口から1300m・50分ほどで地蔵峠に着きました。何やら碑文が立っていましたが判読できません。
峠には地蔵堂が有りました。
薄暗い地蔵峠ですが、ここで一息入れました。そして地蔵堂の裏の尾根に取りつきました。
勾配の緩い尾根ですが雪椿の藪山です。
登る時には気付かなかったですが下山時にはそれなりの道形が有り労せずして歩くことが出来ました。雪椿が少し遅かったですが雪国の里山風情が漂っていました。
藪漕ぎ40分ほどで1181m標高点付近に来ると残雪が現れました。
残雪は長く続かずに再び藪漕ぎですが、それほど長くはありません。
そして山頂付近に来ると残雪たっぷりです。
そして山頂付近に来ると残雪たっぷりです。
平たい山頂稜線の端まで行くと沓形山山頂です。
三角点は雪の下です。
ブナの巨木の沓形山山頂です。
雪の消えたツリーホールに腰を下ろしてランチ休憩取りました。久しぶりに余裕ある登山で、30分ほどの休憩の後山頂を後にしようと思って腰を上げましたが、山頂の反対側に見える雨飾山を観に行きました。
山頂から一段下った場所は樹林の無い雪原で雨飾山・金山方面の展望が開けていました。
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