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長塀尾根から蝶ヶ岳 [登山]

「カモシカ永井・親子二人連れ登山隊」、徳澤キャンプ2日目は長塀尾根から長塀山・蝶ヶ岳に登ってきました。長塀尾根、名前通りに長く辛い登りが続きました。

蝶ヶ岳山頂に着く頃には残念ながら槍・穂高連峰は頭を雲に隠してしまいました。

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キャンプ場の朝は早く、夜が明ける前から早立ちのキャンパーが朝食の支度をしたり、テント撤収の音で目が覚めます。そして幼稚園に親子キャンプの子供たちの声がキャンプ場に響き渡りました。私たちも5時過ぎには起きて昼食用のお湯を沸かしてテルモスに満たしました。それぞれのザックに食料と1.5リットルの水とアクエリアス1本を入れて6時過ぎの出発です。長塀尾根の登山口はキャンプ場の脇にありました。

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しばらくは緩い勾配の登山道を行きます。
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やがて傾斜の増した少々荒れた登山道に変わります。木製のはしごなども随所の設置されていました。登山道はシラビソやコメツガの巨木の中を行きます。
足が違うムスコとは30分おきに待ち合わせタイムをとりました。一回目の休憩場所で朝食用の牛乳パンとバナナを取りました。
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ムスコは30分歩いてオヤジを待ちますが、自分は45分以上かかって追いつきます。自分的には30分の連続歩行が精一杯でムスコに追いつく頃には疲労困憊状態が続きました。そのため休憩時間も長くなり、1時間に一度の休憩という感じで歩きました。
3時間近く歩いてようやく蝶ヶ岳までの中間点に着きました。「まだ半分かよ」と泣きそうです。
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この先で3回目の休憩取って漸く稜線間近になり傾斜が緩み快適トレイルを行くようになりました。
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3回目の休憩地点からは自分も30分で長塀山に着きました。登山口からは4時間以上もかかっていましたが、前後を歩いていた関西大学の3人組とそれほど変わらぬ所要時間でした。(ヤマレコの山行記などでは3時間半のコースタイムです)実は今回の主目的は未踏の長塀山を踏むことでもありました。
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長塀山からは少し高度を落としてアップダウンを繰り返しながら蝶ヶ岳を目指します。樹林帯の中の稜線歩きを続け「妖精の池」に着きました。
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妖精の池からは草地の中一登りで森林限界に出ました。眼前に蝶ヶ岳の前衛ピークが望まれました。
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ハイマツ帯を歩いて蝶ヶ嶽山頂稜線に登りつきました。
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稜線上を数分歩いて蝶ヶ嶽山頂です。登山口からは5時間10分、長塀山からは丁度1時間掛かって11:30の到着でした。私にとっては3回目の蝶ヶ岳ですがムスコは初登頂で喜んでくれました。
しばらく休憩し順番待ちして山頂写真撮りました。
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山頂からの槍穂高連峰の展望ですが、頭を雲に隠していたのが残念です。
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テントを担いだ夫婦登山者が草履履きで登って来て、山頂写真を撮るのに独り占めしているのには興ざめでした。
テント場には早くも数張りのテントが張られていました。私も10数年前に徳本峠から大滝山経由してここまで歩いてテントを張ったこともある懐かしいテンバです。
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蝶ヶ岳ヒュッテ方面に少し下って、カップ麺にお湯を注いでランチ休憩取りました。
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休憩中に北穂高岳が姿を見せてくれました。
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蝶ヶ岳山頂付近で小一時間ほど休憩し12:20に山頂を後にしました。
下り足もムスコが早く、途中長塀山とその後2回の待ち合わせをとりながら下り、登りには5時開場掛かりましたが3時間ほどかかって15:30に徳澤キャンプ場に下りつきました。
ムスコには後れを取りましたが、登りも前後した関西大学3人組や関西から来た夫婦登山隊、中高年6人パーテイに先んじて下ることが出来て嬉しかったです。いつも膝痛が出て早歩き(早下り)が出来ないのですが、今回は関節炎予防のボルダリンを早めに服用したのが好結果であったのかもしれません。
下山後すぐに徳澤園の食堂に夕食を注文して自炊の手間を省きました。もちろんビールとワインで乾杯です。

「行動時間」
2023年8月19日
徳澤キャンプ場6:20~長塀山10:30~蝶ヶ岳11:30/12:25~長塀山13:10~徳澤キャンプ場15:30
追記)
翌日はパノラマ新道を「屏風の頭」に登る計画でしたが疲労残りがあって登山を諦めました。元気があったら来秋紅葉の時期に涸沢に行こうと思っているのでその時の楽しみです。

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コメント 2

ほろしり

日程はズレましたが今年も<親子二人連れ登山隊>
無事の登頂おめでとうございます。
楽しそうな息子さんの様子が目に浮かびます
蝶ヶ岳は2016年、燕岳から常念岳経由で歩いたコース
少し前と思ったらもう7年も経ったのですか早いものですね

今年は何処にも行けない、寂しい時間を過ごしていますが
手術から2ヶ月ちょっと過ぎて、だいぶ歩けるようになって来ました
まだまだ長い距離は無理ですが、だいぶ希望が出て来ました
膝の調子見ながらアップダウンの道も入れてトレーニングしてます

いつもなら涼しい苫小牧ですが
今年は例外、暑さに慣れてないからバテ気味です
そちらはもっと大変だと思いますが、
体力温存してこれからもこれからも頑張って下さい




by ほろしり (2023-08-23 22:09) 

kamoshika_nagai

ほろしりさん
コメントありがとうございます
今年が最後、今年が最後と思いながらも今年も親子二人連れ登山が楽しめました。もう後を追うのも厳しくなりました。それでもまた来年の約束をしました。良い励みになりますね。
リハビリは順調のようで何よりですね。焦らず気長にメニューに従って頑張ってください(^人^)秋山行は県内の藪山登山を締めくくる予定です。その後は思い残した山を楽しもうと思っています。山小屋泊のゆっくり登山も楽しもうと思っています。
by kamoshika_nagai (2023-08-24 21:02) 

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