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豊丘村の障子山と高鳥谷山 [登山]

晩秋の伊那谷の里山探訪に出かけてきました。飯田市以南の山は殆ど登ったので、今回は下伊那郡北部の豊丘村・喬木村・高森町などの里山が目標ですも。この付近の伊那山地の山々はマツタケ山が多く止山になっているのは覚悟でしたが、11月も10日を過ぎるとマツタケシーズンもオフになるので入山できるのではと云う淡い期待もありました。

まずは豊丘村からスタートしました。

最初に目指した高鳥谷山入口の林道ゲートには案の定「入山禁止」の看板が有りました。そしてその期間は「9月1日から11月15日」です。

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11月9日は久しぶりの雨で早朝家を出る時から雨模様でした。R152を上田市から白樺湖~茅野市~高遠町と走って天竜川左岸の県道を飯島町の「道の駅・田切の里」まで走りました。道の駅に着くころは雨足強く、「今日の登山は無理かな~」と悲観的になりました。1時間ほど車の中で待機していると少し明るくなって雨上がりが期待できそうです。豊丘村ましたに向かって再出発です。目標は豊丘村堀越の高鳥谷山と障子山です。村内を迷いながらも「マツタケ村堀越」のアーチが立つ堀越に着きました。


【障子山】

堀越のアーチから山中に入ってしばらく走ると道路が二俣に分かれていました。ちょっと逡巡しましたが、右側の道に入るとすぐに林道入口になりゲートが有りました。ゲートには「入山禁止」の看板が取り付けられていてキノコ山の止山で11月15日までの期限です。「違反者は条例により処罰されます」という注意書きもありました。「まあこの時期もうマツタケはシーズン過ぎているので」と思い、ゲートを開けて林道に入りました。林道走行中にカーナビに高鳥谷山が現れ間違いない林道に入ったことを実感しました。林道を3キロほど進むと橋が架かる場所が終点になり、さらにその先に奥に延びる林道のゲートが有りました。

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ここが障子山の入山地点と思いここに車を止めました。地図を持ってこなかったのでスマホのGPSで位置確認しましたが電波が届かずに障子山の位置が確認できません。奥の林道ゲート脇を通って先に進むと林道に張り出した尾根が有り顕著な踏み跡が有りました。ここがD障子山への入山場所に間違いないと思って踏み跡を追いました。結構な急坂を登り30分ほどして位置確認でスマホを覗くと電波の通じる場所で、障子山とは違う尾根に取りついたことが分かりました。慌てて車の駐車地点に戻りました。この間約1時間ほどのロスタイムです。

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障子山への入山地点は車を止めた場所に張り出した尾根でした。入山場所には杖に利用した枯れ木の棒が有り、破れた手袋が付けられてあったのでここを登ったものがあることが分かり、入山口に間違いないことを実感できました。尾根の取り付きは地点は分かり難かったですが、適当に高度を上げて行くとすぐに踏み跡に合わさり、雑木林の中を緩く尾根を登って行きました。
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小一時間ほど尾根を行くと障子山山頂に着きました。
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頭に描いてきた場所とは違う障子山なので首を捻りながら林道ゲートに下りました。
「行動時間」
2021年11月9日
林道終点13:05~障子山14:05/14:15~駐車地点14:45
林道ゲートから一般道に出て、再びGPSで高鳥谷山の位置確認しました。二股に分かれた道路の左側に入るとまた違う林道入口が有り同じようなゲートが有りました。

【高鳥谷山】
ここの林道ゲートにも同様の「入山禁止」の看板が取り付けられていました。2回も禁を犯すのはさすがに咎め、入口付近に駐車スペースもあったので車を止めて林道を歩くことにしました。
(高鳥谷山は伊那市にもありますがこの山は豊丘村の高鳥谷山です)
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林道はすぐに砂利道に変わりましたが車走行に何の問題もない路面状態です。
途中高鳥谷神社の鳥居が見えました。
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30分ほど歩いてGPSを確認すると高鳥谷山の直下でした。林道からアカマツ林に入りました。
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雑木林の中、わずかに高見に登り上げるとそこが高鳥谷山山頂でした。
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三角点をカメラに収めて霧に包まれた山頂を後にして林道ゲートに戻りました。
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「行動時間」
林道ゲート14:55~高鳥谷山15:25~林道ゲート15:50
実はこの高鳥谷山直下を通る林道を進めば障子山から張り出した尾根に取りつくことが出来たことが分かり、1時間ほど前に登った障子山は当初考えていた登山ルートとは違うルートを歩いたことに気付きました。


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