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常念岳ー2日目ー [登山]

北海道の山友佐々木さんとの常念岳登山2日目です。前夜は満月の夜でしたが疲労が激しく夜間に満月と星空を見る余裕もありませんでしたが、長い時間シュラフに潜り込んで体を休めることが出来たので疲労回復です。「これ以上はない」という好天の昨日でしたが今日は高曇りの中常念岳山頂目指しました。

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常念小屋の朝食は5時からです。今年、後立山や中央アルプスの山小屋泊まりが続く佐々木さんも、「小屋飯としては最高ランク」と云う朝食をとりました。

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部屋の片づけを済ませ、ザックを小屋の外のザック置き場に預けてアタックザックに貴重品と飲料水を入れて軽荷で山頂アタックです。5時半の出発ですがまだ日の出前で常念乗越にはご来光を数名が待っていました。
岩ゴロのトレイルを登り始めて20分ほどで槍ヶ岳が赤く染まって日の出です。
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高曇りの中、今日も佐々木さんに先行してもらい、自分のペースでゆっくりと山頂目指しました。
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常念小屋から1時間半ほどかかって7時前に常念岳山頂に着きました。佐々木さんにとっては日本百名山88座目の常念岳です。「常念岳登頂おめでとうございます」
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私は4度目の常念岳山頂ですが、一ノ沢ルートから山頂に登るのは初めてで新鮮な感動を覚えました。
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昨日はこれ以上はないという好天でしたが、今日は上空に雲が有りすっきりとした展望ではありませんが、槍・穂高連峰も眼前によく見えます。
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こちらは大天井岳から燕岳方面です。後方に鷲羽岳・水晶岳・野口五郎岳方面も見えます。
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ズームで穂高連峰です。数年前に訪れた北穂池付近も特定できて懐かしいです。
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槍ヶ岳に日が当たって白く輝き始めました。
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最奥に鷲羽。水晶岳が見えて佐々木さん来年への夢が・・・
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飽くなき展望を楽しみたいところですが狭い山頂には後続の登山者が登りついて山頂を譲らなければなりません。10分ほどの山頂ステイの後後続に譲って常念岳を後にしました。
岩ゴロのトレイルですから下りも足場を拾いながら慎重に下り、1時間かけて常念小屋に下りました。ザック置き場に預けたザックを回収し、小屋主の宮田さんと記念の写真を撮り、温かく心のこもったおもてなしに御礼をして小屋を出ました。体調管理に努め元気に過ごしてまた来年もと云う思いが強い常念小屋でした。Kyonosukeさん今年は例年より早い小屋締めになるので、小屋締めの後南アルプスを歩くそうです。
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それほど急いで下ることもないので小屋前のベンチで珈琲を淹れて30分ほど休憩しました。早朝登山口を出た登山者が続々登りつく常念乗越で槍ヶ岳におさらばです。
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昨日登りにあれほど喘いだ道も下りはスイスイです。途中水場で一息入れ胸突き八丁の取り付きには1時間少々で下りました。
その後一ノ沢沿いを続々詰めかける登山者と行き交いながらゆっくりと下りました。一ノ沢の河畔から樹林帯に入ると「乗越迄2.1キロ、登山口まで3.6キロ、標高1900m」の標識が有り、「まだそんなにあるのか」とうんざりです。登る時は気合が入っているのでそれほど苦にならなかった河畔林のトレイルですが、さすがに最後は疲労が出て、大滝ベンチからは佐々木さんに先に下ってもらうことにしました。
最後は後続の若者に何組かに追い越されながらも登りに5時間掛かった常念乗越からは3時間半で下りつくことが出来ました。登山口の洗面所で汗をぬぐって一息入れた後舗装道路の林道を0,5キロ歩いて駐車場に戻りました。
林道を安曇野市に下って長野道安曇野インターから塩尻インターまで走って八ヶ岳來未との合流場所の「道の駅・小坂田公園」に向かいました。
「行動時間」
常念小屋5:30~常念岳山頂6:55/7:10~常念小屋8:10/8:45~最終水場9:30~胸突き八丁取り付き9:50~標高1900m地点10:30頃~大滝ベンチ11:10~一ノ沢登山口12:15~駐車地点12:30

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