SSブログ

松本市の里山探訪 [登山]

かかりつけの整形クリニックの医師から「腰痛は歩いて治せ」とアドバイスされています。本調子には程遠い状態ですが、「家に閉じこもっていては良くなるものも良くならない」と云う思いで小さな里山探訪を続けています。リハビリ登山第三弾は松本市の里山、一条ヶ峰・伊深城山・大正山と美ヶ原林道から袴越し山の4山に登りました。帰りがけには青木峠付近の空峠から筑北村の丸山も踏んできました。
伊深城跡の伊深城山です。

DSC_2565.jpg
【一条ヶ峰】

R143を旧四賀村から松本市方面に走って刈谷原トンネルを抜け、安曇野市大口沢の交差点の先で松本市に入り、すぐに左に入る細い道が一条ヶ峰へのアクセスです。0.5キロほど走って舗装道路の終点で左右に分岐する道を左側の砂利道を少し走るとチェーンのかかったゲートが有りここが日影林道の始点です。朝早い時間であるし付近は草叢に覆われているので通る車はないと思いゲート前に車を停めて出発です。

チェーンゲートから100mほど進むと獣除けの鉄製のゲートが有りました。

DSC_2560.jpg
幅も広い林道は車通行も十分可能なくらいの路面状態ですが0.5キロほど先にアカマツの倒木が道を塞いでいました。倒木付近の先から少し下り勾配になるのでGPSで位置確認しながら林道を進み林道が登り勾配になってすぐ先が一条ヶ峰の高見でした。アカマツ林を20mほどかけ登って駐車地点から30分ほどで一条ヶ峰の三角点に着きました。
DSC_2562.jpg
樹木にこの付近の山頂でよく見かける手書きの山名プレートです。
DSC_2561.jpg
山頂には送電鉄塔が立っていましたが林道からは見えませんが下山時に送電鉄塔巡視路の案内を見ることが出来ました。
DSC_2563.jpg
往路をゆっくりと戻って往復1時間の一条ヶ峰でした。

「行動時間」
2020年6月21日
日影林道ゲート前6:55~一条ヶ峰7:28/7:33~ゲート前8:00


【伊深城山】
R143六助池からR254松本トンネル入口方面に左折して伊深集落の山際を走ると若宮八幡社の参道んでました。八幡社の鳥居横には数台の駐車場所が有りました。鳥居の横には案内看板が有り車道が山中に延びていました。車道を100mほど進と若宮八幡社の本殿が有りました。
DSC_2568.jpg
本殿の横からよく整備された遊歩道が、伊深城址の山頂に続いていました。山頂までは0.6キロの距離で城址の山頂公園は辞もとの方数名が草刈りをしていました。
DSC_2564.jpg
ベンチも設置された山頂公園で休憩し付近を散策しました。
DSC_2566.jpg
DSC_2567.jpg
DSC_2565.jpg
草刈りする皆さんに「ごくろうさん」と声かけて伊深城址の山頂を後にしました。

「行動時間」
若宮八幡社駐車場8:25~伊深城山8:50/8:55~駐車場9:15


【大正山】
昭和の最後昭和63年までの2年間、造成工事に勤めた松本浅間カントリーの脇を抜けて美鈴湖への道を番場池まで走り大正山の入山口に来ました。正規登山道が分からずに止山のマツタケ林に入り山頂付近のアカマツの幼木帯を潜り抜け尾根上の登山道に出ました。登山道を2分ほど歩いて大正山山頂に着きました。
DSC_2569.jpg
大正山山頂には大正四年に建てられた大正天皇即位記念碑が立っていました。大正山が先にあったのか、大正天皇即位に記念して命名されたかは定かではありません。
DSC_2570.jpg
DSC_2573.jpg
山頂をカメラに収めて登山道を下りました。登山口は駐車場所にほど近い場所にあったのに見落として藪山を登ったことに頭を掻きながら大正山を後にしました。
DSC_2574.jpg
「行動時間」
番場池付近道路脇駐車9:45~大正山10:05~駐車地点10:25
【袴越山】
太公望で賑わう美鈴湖から美ヶ原林道に入って約10キロ地点でレンゲツツジの群生する公園が袴越ツツジ公園でここが袴越山の登山道入口です路肩の駐車スペースに車を停めました。
DSC_2575.jpg
遊歩道を進むとレンゲツツジが満開です。
DSC_2576.jpg
遊歩道から分かれて適当に尾根道を歩いて15分ほどで袴越山山頂に着きました。
DSC_2577.jpg
DSC_2578.jpg
遊歩道が周回しているものと思って往路を戻ることなく下ると結局は美ヶ原林道の舗装道路に下ってしまい舗装道路を15分ほどかけて駐車地点に戻るという失態でした。


「行動時間」
袴越ツツジ公園入口11:00~袴越山11:15~林道~公園入口11:40
袴越山からは美ヶ原台上に走りました。松本牧場の最高点焼山を踏みたかったのですが牧柵沿いに入山口を探しましたが「家畜伝染病予防のため牧場内立入厳禁」の看板が有り焼山登頂は牧場閉鎖の秋に再訪として美ヶ原を後にしました。
松本市の里山4山を登りましたが時間も早いのでR143を青木峠まで走って、筑北村坂井の空峠付近から丸山を登ることにしました。

【丸山】
筑北村の大沢山の登山口空峠の手前にある小さな山が丸山です。林道を入山口探しながら走っていると樹木に入山口らしき赤布が下がっていました。
DSC_2581.jpg
山中に入って藪の薄い所を選んで標高差50mほどを登り上げると丸山山頂でした。
DSC_2580.jpg
三角点の無い丸山山頂ですがここでも見慣れた山頂プレートが樹木に付けられていました。
DSC_2579.jpg

「行動時間」
林道駐車地点14:25~丸山14:45~駐車地15:00
松本市の4山・筑北村の丸山、軽い里山5山を踏んで満足の内の青木峠を下って帰宅しました。次は志賀高原方面の未踏に小さな山を予定しています。腰痛もまだ収まりませんが自宅引きこもりでストレス溜めるよりは良いですね。

nice!(2)  コメント(3) 

nice! 2

コメント 3

ひろ

カモシカさん、いつもブログ楽しみに拝見して参考にさせて頂いております。
登山1年ですが、カモシカさんに質問があります。カモシカさんは、熊対策を、どの様にしておりますか。?私は里山登山の際、いつも不安のなかを歩いております。カモシカさんの考えをお聞かせ下さい。
by ひろ (2020-06-30 16:59) 

kamoshika_nagai

>ひろさん
私はツキノワグマには何度も遭遇していますが、ほとんど熊の方が藪の中に消えてくれました。単独行が殆どですので熊鈴をつけるようにはしていますが、無い時の方が多いです。子連れのクマを見た時はそれなりに避難体制に入ります。不安であれば携帯ラジオをつけて歩くのが一番ではないでしょうか?私も登山を始めた頃は新潟や東北の山に入る際はラジオをつけっぱなしで入りました。ホイッスルを首から下げて曲がり角で吹いたり、手を叩いたりすることもありましたが、今はクマを気にすることなく里山登山楽しんでいます。北海道の山は細心の注意を払います。
by kamoshika_nagai (2020-07-03 09:28) 

ひろ

カモシカさん、ご教示いただきありがとうございます。これほどまでに山に行っている方の考えは、実体験から語られているので大変ためになります。とりあえず熊鈴は付けて、あまり気にせず登山を楽しみたいです。ありがとうございます。
by ひろ (2020-07-03 22:20) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント