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2019年山行総括 [登山]

2019年「カモシカ永井」の山行報告です。
今年もたくさんの山に登り、たくさんの思い出を残しました。

 山行実績
・入山日数           77日   (昨年   74日)
・登頂山座数        113山   (昨年 120山)
・新規登頂数         92山   (昨年  84山)

 目標達成状況
「日本の山1000」       0山   (通算 986山)
「山岳標高1003」      19山   (通算 899山)
「2000m超峰」        19山   (通算 552山)
「北海道百名山」        2山   (通算 105山)
「新潟百名山」         10山   (通算   完登)
「ぐんま百名山」         8山   (通算   完登)

以下に今年の登山のハイライトです。

【スキー・スキー登山】

60歳から始めたゲレンデスキー、65歳から始めたバックカントリースキーですが、加齢による体力低下かのほか慢性の腰痛・ひざ痛もあり今年はあまり活動できませんでした。ムスコと二人のゲレンデスキーも戸隠と白馬コルチナの2回しかありません。バックカントリースキーはもうほとんど誘われることもなく、単独で群馬県の玉原スキー場の鹿俣山を単独で滑るだけでした。

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【残雪期の山】

残雪期の山は今年も北海道の雪山を目指していたので、訓練を兼ねて3月に群馬県の阿能川山に登りました。結構歩き甲斐のある山で、山頂付近は強風吹き荒れていてよい訓練になりました。

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4月には3年連続となる北海道雪山登山に出かけました。主目標は知床岳と日高山脈のピリカヌプリです。知床岳は昨年と同じ山頂稜線付近まで登りましたが、昨年阻まれたハイマツ隊で今年は強風吹き荒れて前進できず、2年連続の敗退になりました。眼下の国後島や根室海峡を流れる流氷に無念の涙しました。
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(敗退地点付近からの流氷と国後島)
北海道の岳人がサポートしてくれるというピリカヌプリも天候に恵まれず、登山は断念しました。それでも単独で増毛山地の難峰浜益岳を登れたのは大きな収穫でした。
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(浜益岳山頂から暑寒別岳)
春の北海道雪山山行は10日間で浜益岳とチトカニウシ山の2山しか登れませんでしたが、5月には雪の立山室堂に初めて行ってみました。目標は国見岳です。
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(国見岳から立山・剱岳)


【春山】
国見岳を下りた後ほ富山・石川・福井県に残した「山岳標高1003山」を余さずに登ってきました。
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(白山前衛の口三方山)
今年の目標は群馬百名山・新潟百名山完登でもありました。2月には群馬百名山などを巡り、千葉の房総半島まで足を延ばしましたが、6月には久しぶりに新潟県の中越・下越の山に登りました。
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新潟百名山はその後八十里越を福島県側から歩き、7月梅雨明け前に不動山に山開きで登りました。秋には下越の吉祥岳に登って完登しました。
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(不動山では鈴木純子さんと再会しました)
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(八十里超)
【夏山】

梅雨明け前に登った不動山で大量発汗と霧雨でずぶ濡れになり、体調崩し夏風邪をひいてしまい、しばらく休養を余儀なくされました。お盆休み恒例の親子二人連れ登山隊は今年は南アルプスの塩見岳めざし塩見小屋の予約もとっていましたが、悪天の為登山断念でした。前衛の鳥倉山に登りキャンプ場でキャンプを楽しみ、大鹿村の大西山などに登りました。
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その後も体調不良が続き、さらにこの夏天候不順で、夏本番の登山は楽しめませんでしたが、夏の終わりには安房山と奥丸山など北アルプスのマイナーな標高2000m超峰をいくつか登りました。
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(奥丸山からの穂高連峰)
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(乗鞍岳・大黒岳)
「山岳標高2000m超峰」、その後奥秩父の雁坂峠から雁峠までミニ縦走し水晶山・古札山などを登りました。
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(雁坂峠)
【秋山・初冬の山】
秋は紅葉には少し早かったですが東北巡業です。山形・宮城・秋田県の山岳標高1003山の残りを登りました。20年ぶりに西吾妻山も再登できました。
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(山形福島県境の一等三角点峰・栗子山 吉川さん同行です)
旅の途中男鹿半島の尻屋崎も訪ねることが出来ました。
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(男鹿半島・・崎)
10月中旬には予てからの念願の黒部川下の廊下を歩くことが出来ました。阿曽原小屋一泊でしたが下の廊下・水平歩道とスリル満点の2日間でした。私が歩いた翌日には滑落事故が続発し3日間で5名が滑落死したということで何とか歩ききれた幸運を喜んでいます。
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(黒部川下の廊下・十字峡)
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(水平歩道・大太鼓付近)
11月には迦葉山で群馬百名山を完登し、百名山の武尊山に再登山できたのも思い出です。
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↑(武尊山山頂)↓(剣ヶ峰山)
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昨年から踏破を始めた信越トレイルも梅雨時にSECTION1、2を歩き11月にはSECTION3、4を歩いてコンプリートしました。折り畳み自転車による車回収で全行程自力踏破は誇れることです。
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(神秘な山上湖もありました)
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(車回収は自転車に乗って)
11月以降県内の未踏の里山巡りに徹しました。いくつかの山に山友がおお付き合いしてくれました。
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(虫倉山には雨宮さん・平林さん)
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(坊主岳は水谷さん・大谷さん)
その後安曇野市の雨引山・富士尾山、須坂市の明覚山、高山村の紫子萩山、佐久市の閼伽流山などの里山を精力的に登りました。長野県内にはまだまだ未登頂の里山が沢山残っていて、これからの楽しみです。
12月には恒例の「富士山観にミニトレッキング」です。山中湖畔の小さな山を登った翌日、「カモシカ永井さんを囲んで忘年登山」は、今年は本栖湖畔の烏帽子岳でした。2009年から雨宮さんが企画してくれ11年連続続きましたが、メンバーの高齢化もあり今回が区切りなりました。本当にたくさんの思い出をありがとうございました。メンバーの皆さんとは今後も個別で里山登山を楽しみたいと思っています。
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(烏帽子岳山頂で区切りの記念写真)
もう一つの忘年登山は上田市の水沼さん・増田さんとの3人会です。聖山で新雪踏んで北アルプス展望台でランチ休憩の後白鳥園でささやかながら心温まる小宴会でした。
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(聖山山頂で)
水沼さん・増田さんとはこれからも長く続く3人会(山人会)になります。
以上今年の山行を振り返ってみました。「まだまだこれからやれることやりたいことたくさん」の気概を持って登山を楽しんできました。来年は節目の喜寿です。体調管理に努め、また今年以上に登山を中心にしたアウトドアライフを楽しんで行きたいよ思っています。

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