火打山～妙高山

ほろしり氏とＳ女史との同行登山は笹ヶ峰～火打山～妙高山～燕温泉です。

高谷池・天狗の庭のフラワーロードを歩いて火打山に着きました。

黒沢池ヒュッテで泊まって、翌日は妙高山でようやく姿を現した頚城山塊の展望を楽しめました。

７月３０日

信濃町の道の駅で４時４０分合流しました。

信越大橋を渡って新潟県に入り、途中コンビニによって食料調達の後、燕温泉まで走りました。

燕温泉入り口の登山者駐車場に車をデポしました。県外ナンバーの車が数台止まっていました。

燕温泉から笹ヶ峰に走って、６時２０分火打山登山口に入りました。

木道を１０分も歩くと先行していた地元中学生の団体に追いつくと、道を譲ってくれました。

ブナ林の中緩く快適に登って行く黒沢橋までの木道はアイドリングにはもってこいのトレイルです。

５０分ほど歩いて黒沢橋に着き少し登った先で登山度脇に腰を下ろして朝食タイムを取りました。

「十二曲がり」の急坂はそれほどのこともありませんでしたが、その先の岩ゴロの急登は昨日の雨で泥濘もあってとても歩きにくかったです。

黒沢橋から１時間半ほどの急登を凌いで黒沢分岐・富士見平に登り着きましたが、雨の心配はありませんが曇空で展望は有りません。富士見平で一息入れました。

黒沢山の巻道も泥濘があって歩きにくいですが、富士見平から１時間ほどで高谷池に到着です。

昨夜ここに泊まって火打山を踏んで来たツアー登山客で賑やかです。

高谷池ヒュッテ増築工事中でした。

小屋前のベンチで一息入れた後、火打山めざします。

これからが花の名山・火打山のフラワーロードの始まりです。

高谷池には霧がかかっていました。

キグガサソウは北海道では見れない花だそうです。

天狗の庭までの木道脇は雪が解けたばかりでハクサンコザクラが満開です。

天狗の庭に着きました。先行のグループが歓声を上げていました。

天狗の庭の木道脇もワタスゲやリュウキンカが満開です。

曇空で池に映す逆さ火打が見えないのが残念でした。天狗の庭から灌木帯に入って火打山への登りにかかります。ここにはヤマオダマキが咲いていました。

北斜面にはまだ雪渓も残っていました。

山頂直下はキンポウゲやシナノキンバイで黄色に染まっていました。

山頂直下は急坂の木製階段が続き、高谷池から１時間５０分ほどかかて正午前に火打山山頂に着きました。

広い山頂の一角に腰を下ろして昼食タイムです。
Sさんもほろしり氏も初めての火打山ですが、私は５回目の山頂です。残念ながら展望は有りません。

３０分ほど滞頂のあと往路を下りました。霧の晴れ間に天狗の庭や高谷池が見えて箱庭のように美しさです。

高谷池に戻ってきました。

黒沢池への道に入りました。

こちらも岩ゴロの道で泥濘もありますがキヌガサソウも咲いていました。

緩く登って３０分ほどで茶臼山を通り過ぎます。

茶臼山の先からは黒沢池の湿原を見ながら黒沢池ヒュッテに下って行きます。

１５時丁度に黒沢池ヒュッテについてチェックインの後小屋前のベンチでビールやお酒を飲みながらの山談義です。とても良い雰囲気の山小屋でトイレも水洗です。

日が暮れる頃になるときりさめが舞いだし小屋に入ってゆっくりと休みました。

定員３０名くらいのヒュッテですが、今日は１０数名の登山者で鼾をかく者もいなくゆっくりと休めました。

「行動時間」
燕温泉（車デポ）（5：40）～車～笹ヶ峰（6：10/6：20）～黒沢橋（7：10/7：20）～富士見平（8：40/8：50）～高谷池（9：50/10：00）～天狗の庭～火打山（11：50/12：25）～高谷池（14：00）～茶臼山（14：30）～黒沢池ヒュッテ（15：00）

レポは火打山～妙高山2日目に続く