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大仏岳はまたも敗退 [登山]

出羽丘陵にある一等三角点峰の大仏岳を目指しましたが、赤布も踏み跡も藪の中で消えてしまい3年前に続いての敗退でした。大仏岳私にとって遥かなる山となりました。

林道途中から一瞬姿を見せる大仏岳です。

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前日は田沢湖畔の公共駐車場で車中泊し夜明けを待って出発です。

田沢湖に朝日が当たり始めました。まさに神秘の湖です。

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大仏岳の登山口仙北市上桧内には3年前にも来ているので迷うことはありません。田沢湖スーパー林道(現在は廃道)入口に車を付けましたが、3年前の記憶とはだいぶ違っていて2~3回付近を徘徊し車道終点の主婦に声かけると、親切に大仏岳の情報を教えてくれ、バナナ数本を差し入れしてくれました。幸先良い情報に山頂踏んだ気分でした。
勝手知ったる林道を2時間強歩いて大仏岳登山道入口には8:45分の到着です。
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草むらに隠れた標識のわきには「山頂4K」の小さな標識もあり。「ここから3時間もあれば山頂」と目論みました。薄い踏み跡を追って藪山に入って行きました。期待した赤布が見えず黒滝沢徒渉点に来てもその先にも踏み跡も赤布も見えません。
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ネットで調べてきたGPS軌跡を地図を頼りに追うことにしました。沢の右岸を遡上するという情報ですが」、右岸側にも踏み跡はありません。登山口から40分で「山頂3k」標識があるということですが、それも見つからず、時々現れる赤布などに首をかしげながら藪を漕ぎ前進しました。
しかし登山口から2時間過ぎても正規ルートを見つけられず、稜線までは高度差で100mほどの地点で撤退を決断しました。正午までは前進しようと思ったのですが最近はあきらめも早いです。2時間の藪漕ぎで体力消耗も激しいからです。撤退地点の画像です。
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2回の敗退に、さすがに失意は大きかったですが、体力気力の減退も激しいのだと自覚しながら失意の下山です。登山口に戻って林道を少し下り開けた場所でランチ休憩を取った後、重い足を引きずりながら長い長い林道を2時間かけて駐車地点に戻りました。大仏岳3度目のアタックはありません。


「行動時間」
林道入口6:20~大仏岳登山道入口8:40~標高740m(撤退地点)10:30頃~登山道入口12:00~林道入口14:20
大仏岳を下りた後は、日本海側に出て、象潟の道の駅で夕食を取った後はR7を一気に走って山形県を通過し、新潟県村上市の「道の駅あさひ」で車中泊しました。翌朝は夜明け前から新潟県内を走り抜け小千谷方R117を長野県に入りました。秋田県から約700キロの一般道をを走り切って自宅に戻りました。
東北紅葉三昧参考としましたが東北の紅葉はまだでした。

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ほろしり

長い遠征お疲れ様でした
最後の大仏岳、難山なんですね
人が歩かないと1年と経たないうちにルート消えてしまいます
百戦錬磨の永井さんがたどり着けないのですから
相当に厳しい山なんだと思います
積雪時、雪が締まる春先に期待ですかね

北海道は残り少ない秋山、今日は天気なんですが
体調悪いと登りたいと思わないから
健康の有難さ感じています
by ほろしり (2019-10-20 09:13) 

kamoshika_nagai

案内標識のある山で一等三角点峰ですから誰かは登っているという甘い考えでした。熊の巣みたいな山ですから寄り付かないのかな~。
また来年北東北の百名山再訪予定ですから、再アタックするかもですね。
私も今年はあと2回の遠征予定です。あまり遠くはないですが来月初めには予定終了で近場の里山巡りになります。
by kamoshika_nagai (2019-10-21 19:43) 

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