笠丸山と諏訪山、堂平山と桜山公園

西上州のぐんま百名山巡り第二弾２日目は上野村の笠丸山と神流町の志賀坂トンネルからの諏訪山に登りました。時間もあったので埼玉県に走って東秩父村・都幾川町境にある天文台の山堂平山の一等三角点を踏みました。さらに群馬県藤岡市に戻って鬼石の冬桜が見ごろを迎えた桜山公園を散策しました。
岩峰の笠丸山山頂です。

前夜は上野村の道の駅での車中泊でした。夜間には冷え込み朝方には１℃位まで下がりましたが、冬用のシュラフの中で温かく休む事が出来ました。夜が明ける前に昨日下見してあった笠丸山の登山口のある住居附に向かいました。

【笠丸山】
６時には登山道入口に着き軽荷を背負って登山道に入りました。（画像は下山時撮影）

昨日下見した際地元の古老に所要時間を確認したところ「１時間もあれば山頂に着く」という情報なので慌てることはありません。１０分ほど林道らしき道を歩いて沢筋の登山道を行きます。ブナやコナラの樹々は葉っぱを落として明るいトレイルが続いていました。

登山口からは４０分ほどで稜線の地蔵峠に着きました。

地蔵峠から小さなアップダウンを２回ほどこなして、笠丸山の岩場に着きました。鎖場を登り切って小灌木の中
岩稜を進みます。

まずは三角点峰を踏みました。

山頂標識もないので登りあげたコルに戻って反対側の峰に向かいました。

三角点峰から数分で穂頃の立つ笠丸山山頂に着きました。

朝日のさす方向には昨日登った桧沢岳が特定できましたが、逆光で良い写真は撮れません。

祠の前の広場に腰を下ろしてパンとりんごの朝食を取りました。３０分ほど休憩し往路を下りましたが下山は１時間もかからない笠丸山でした。

「行動時間」
住居附新高畑橋登山道入口６：１０～地蔵峠６：５０～笠丸山７：２０/７：５０～登山口８：４５


住居附から上野村中心に戻ってR２９９を志賀坂峠に向かいました。

【諏訪山】
諏訪山は上野村にある３００名残の諏訪山と同名ですが、こちらは志賀坂諏訪山と呼ばれています。志賀坂トンネルの群馬県側に駐車場と登山口がありました。

登山口からすぐ先に尾根コース・谷コースの分岐があり、展望が得られそうな尾根コースを登りました。尾根に出ると埼玉県側に二子山の威容が見えました。（下山後志賀坂トンネルを抜けて撮影）

尾根コースは送電鉄塔を過ぎて急坂を登りきると谷コースと合わさっていました。標識には「山頂まで１．５キロ３０分」とありましたがこれは間違いですね。

合流地点からは１５分ほどで志賀坂諏訪山に着きました。

眼前に熔神山の岩峰群がよく見えます。

思ったより早い行程で山頂でゆっくりしたいところですが、１０分ほどの休憩の後下山は谷コースを下りましたが、谷コースは少々荒れていました。

「行動時間」
志賀坂トンネル登山口９：４０～尾根コース～合流地点１０：３０～諏訪山１０：４５/１０：５５～谷コース～登山口１１：４０

諏訪山からは志賀坂トンネルを抜けて埼玉県に入り、途中で昼食を取った後秩父市から吾野町を経て埼玉県民の森への道に入り長い山中を走って堂平山に向かいました。

【堂平山】
堂平山は国土地理院の「日本の山岳標高１００３山」に数えられている一等三角点の山です。山頂には天文台があり山頂まで車道が通じています。
山頂まで車で乗り付け一等三角点の堂平山頂と天文台をカメラに収めました。

「行動時間」
堂平山山頂写真撮影１４：００

堂平山からは都幾川村方面に下ってR２５４を小川町寄居町と走って長瀞から群馬県に戻り藤岡市の尾西の桜山に向かいました。鬼石町内に入ると「冬桜祭り」の看板が立ち桜山公園に案内していました。

【桜山】
桜山公園に着くと駐車料金５００円を払い公園駐車場に入りました。明日１２月１日から「冬桜まつり」で準備完了した中を散策しました。すでに日暮れ時で「開花した桜も青空に映えて」という風情を味わえなかったですが、見事な冬桜を初めて見る事が出来ました。

夕暮れの桜山山頂も踏む事が出来ました。

「行動時間」

桜山公園散策１５：５５～１６：３０

桜山公園で冬桜を満喫した後は「道の駅おにし」に下って車中泊しました。