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松代の象山と妻女山 [登山]

2018年の登り初めは長野市松代町の歴史の山、象山と妻女山です。

登山と言うには憚れる丘陵ですが象山は三等三角点の山です。

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象山地下壕から後方の象山には遊歩道を15分ほどで登れます。


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山頂直下には四阿も立っていて善光寺平の眺望が開けていました。
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真田氏の十万石の町松代には近代の歴史史跡を多く見ることができます。
太平洋戦争末期に本土決戦を想定して作られた松代大本営地下壕です。
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宮殿・政府機関・大本営などの移転を本気で考えていたのですね。総延長10キロにも登る地下壕で、現在は500mほど地下壕を歩けます。
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地下壕入口には強制連行されて掘削工事で犠牲になった朝鮮・韓国人慰霊碑が立っていました。軍部が資料を廃棄したので犠牲者の数も指名も殆ど不明だそうです。まさに戦争の狂気を思わせられます。
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黎明日本の礎を築いた、明治維新の大先覚者、佐久間象山を祀った象山神社も象山の麓にあります。
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象山 惠明禅寺
伊達政宗の孫で伊予宇和島藩主の伊達・・の娘が松代藩真田家藩主真田幸道に越入りした際に鉢植えの杏を持ってきたと云う豊姫の霊屋があります。
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象山麓の史跡を見た後は妻女山に回ってみました。
川 中島の戦いにおいて上杉謙信の軍が陣を張った地として知られる妻女山で斎場山とも呼ばれているようです。
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当初は妻女山の尾根続きの天城山と鞍骨山で登り初めと思っていましたが、登山口まで出かけると北斜面には積雪も多く象山妻女山と言う丘陵に登ってお手軽初登山となりました。
こんな小さな山とは言いながら生まれて初めて足跡を残した山ではあります。これからも近場の里山総なめを目指していきたいと思っています。

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