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八丈島 【八丈富士】と【三原山】 [登山]

三宅島の翌日は八丈島です。

「ひょっこりひょうたん島」のモデルと言われる八丈島の八丈富士が目標です。

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前夜の三宅島民宿では少し思惑が違って苦い思いをしました。

それでも早朝4時過ぎには民宿の若いスタッフが錆が浜港まで快く送ってくれました。

東海汽船の橘丸は昨日乗ってきた船で、毎日竹芝桟橋から八丈島を往復しているのです。

三宅島から御蔵島・八丈島に向かう客は10人もいませんでした。

御蔵島港に着きました。

全島断崖絶壁の御蔵島荒天時は船が着けない時があるようです。

御蔵島の御山も日本山岳標高1003山に数えられているので、当初はここも登ろうと計画していましたが、結構のリスクがあるので今回は諦めました。三宅島の雄山が入山規制解除されることがあったら、御蔵島とセットで登りに来たいものと思っています。

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梅雨も明けて波静かな太平洋を三宅島から約4時間ほどかけて9時に八丈島底土港に着きました。
右は八丈小島です。
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底土港の観光ターミナルビルでレンタバイクの手配をしました。50CCのバイクに乗って西山(八丈富士)の登山口に走りました。久しぶりのバイクで少々緊張しながら慎重な運転に心掛けます。
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【西山(八丈富士)】
西山登山口までは快適観光道路が続いていました。
登山口の駐車場には数台の車が停まっていましたが、いずれもレンタカーです。
アタックザックを担いで登山道に入りました。入り口には獣除けのゲートがありました。
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登山道は石段が続き、石段の脇にはコンクリートの歩道がついていて緩く快適に高度を上げて行きます。石段は火口縁まで約1300段続いていました。
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登山口から30分ほどで火口縁に近づいてきました。
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火口縁に着きました。お鉢周りの案内碑が立っていて、「山頂15分・お鉢周り50分」と書かれていました。
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火口縁は岩稜もありアップダウンを繰り返して行きます。火口縁の最高点が八丈富士の山頂です。
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同時に登り着いた大学生2人組と軽食をとりながら暫しの休憩です。
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残念ながら霧が巻いてすっきりとした展望は得られませんが、時々霧が晴れて火口縁が姿を現します。
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往路を戻るという大学生と別れて私はお鉢周りです。
山頂標識のすぐ先に三角点がありました。
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霧の晴れ間に火口原も見ることができました。火口は直径約500mです。
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溶岩が固まった岩稜帯もあります。
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休憩時間も含めて1時間かかてお鉢を一回りしてきました。
晴れていれば八丈小島や青ヶ島などの展望が楽しめるのですが残念でした。
階段状の登山道を下って行くと霧が晴れて底土港付近が見えてきました。
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先に下ったはずの大学生に追いつきました。
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お鉢を回っても2時間ほどで八丈富士を下りてくることができました。
「行動時間」
八丈富士登山口10:20~火口縁10:50~山頂11:10/11:20~火口縁(下降点)11:55~登山口12:15
再びバイクに乗って、集落の反対側にある、三原山(東山)登山口目指します。
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【三原山(東山)】
「三原山の登山道は巨大鉄塔から」と、NETで調べてきたのですが、麓から巨大鉄塔は見えるもののそこに行くアクセスが分かりません。何度か行き来し,防衛道路から巨大鉄塔の立つ登山口に辿り着いたのは13時半を回ってしまいました。
バイクの返却時間は15時30分です。往復2時間はかかると云う三原山登頂を諦めるしかありません。
それでも30分だけ登ってみようと思い、こちらも石段の続く登山道に入りました。
樹林の中の薄暗い道を大汗かきながら駆け上がり、上空が開けて山頂かなと思わせられる、標高600mの尾根に登り着きました。稜線を少し下ると前方に電波塔の立つ三原山山頂が見えました。急げば30分もあれば届きそうですが、何せ時間切れです、結局三原山はここであきらめました。
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稜線から底土港付近を見下ろします。
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往路を急いで下り、八丈島に流された戦国武将宇喜田秀家の墓のある大賀卿に下り林道を走ってレンタバイクを返却しました。
レンタカー店から空港に送ってもらい、空港内の食堂で腹ごしらえして羽田行きの飛行機に乗りました。
モノレール・山手線を乗り継ぎ東京駅から新幹線で帰宅しました。
早朝三宅島を出て八丈島登山を済ませての強行軍の一日ではありました。


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