新春美ヶ原雪上ハイク：千曲川滔々-２：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

新春美ヶ原雪上ハイク　[登山] [編集]

「山人の会」新春恒例、美ヶ原雪上ハイキングを楽しんできました。雲一つない青空の下風もなく穏やかな美ヶ原高原を「ふる里館」～美しの塔～王ヶ塔～王ヶ鼻まで歩いて、松本平の先の北アルプス連峰の絶景を楽しみました。ランチ休憩は王ヶ塔ホテルの喫茶ルームで温かいビーフシチューなどをいただきながら、今年の山行計画などを話し合い、懇親を深めることができました。

王ヶ鼻からの展望です。

山人の会、4年前からの恒例の新春初登りです。昨年からSさんが参加して４名です。そして一昨年・昨年は甲府のの雨宮さんグループが参加してくれましたが、今年は都合がつかず不参加となりました。

生島足島神社に８時半に集合して、4駆の増田さんの車に乗って出発です。昨年は少雪で和田宿から林道・ビーナスラインを走って美ヶ原台上まで、雪道でなく乾いた路面が続ていましたが、今年も日陰や北斜面の路面には雪があるもののアスファルト路面が露出しているところも多かったです。

生島足島神社から1時間ほどで美ヶ原台上の山本小屋・ふる里館に着きました。台上は雲一つなく青空が広がり風も穏やかで、気温も高く春を思わせる陽気です。

それでもしっかりと冬支度をして出発です。しばらく除雪中の車道を行き、山本小屋から牧柵沿いの遊歩道に入りました。牧場の先に北アルプスがずらりと姿を見せていて歓声が上がります。私にとっては5年連続の美ケ原雪上ハイクですが、これほど晴れ渡った美ヶ原は初めてです。

やはり今年も雪が少なく、遊歩道には砂利の路面が見えたり牧場内には牧草が現れる場所も見られます。まずは最初のポイント「美しの塔」で、記念撮影です。

いつもの年だと雪上車が踏み固めた遊歩道を行きますが、今年は踏み固められてはいなくて「ふかふか」の新雪をを踏みラッセル状態です。

例年だと雪上ハイクを楽しむ登山客が多くみられるのですが、今年は私たち以外に遊歩道を行く者は後続の3人パーテイだけで、美ヶ原貸し切り状態です。1時間ほど歩いて王ヶ塔ホテル前の「美ケ原高原」の看板の立つ場所に来ました。

王ヶ塔ホテルを通り過ぎて、美ヶ原最高点の王ヶ塔で記念写真です。

王ヶ塔では休むことなく王ヶ鼻に向かいました。ゆるく下って車道を行き、30分ほどで王ヶ鼻に着きました。後方に霞勝ちながらも富士山が見えます。

王ヶ鼻から、松本平・安曇野を隔てて北アルプスの絶景が広がっていました。

松本平には雪がありません。

先着していた三重県からのパーティに写真を撮ってもらいました。

王ヶ鼻で30分ほど展望を楽しみ、王ヶ塔ホテルに戻ってきました。

喫茶ルームに入ってランチ休憩です。持参した「善光寺」のお神酒で、「今年もよろしく」と乾杯しました。

喫茶ルームのランチは今年も温かく美味しいビーフシチューをいただきました。

今年の山行計画や同行予定の登山などを話し合いながら懇親を深めました。そして出来ることなら「健康に留意しながら、長く新春美ヶ原ハイクを楽しみ、王ヶ塔の標高2034ｍに因んで、2034年の年越しには王ヶ塔ホテルに泊まって初日の出を迎えましょう」と誓い合ったものです。夢がかなうように、あと10年元気に過ごしたいですね。

また増田さんは登山は継続し、「乗り鉄」への変身もも考えているようで、近々豪雪見学ツアーの計画も聞かせてくれました。喫茶ルームでは小一時間のランチ休憩でした。