埴科トレイル 五里ヶ峰～屋代・一重山

埴科トレイルの後半五里ヶ峰～宮坂峠＾有明山＾一重山を歩いてきました。11月12日には中盤の鏡台山から五里ヶ峰、11月29日には上田市の太郎山から坂城町和平高原の鏡台山登山口まで歩いているので、3回に分けての埴科トレイル完全踏破でした。10年前の同時期私は単独で一日で歩いていますが、今回は気心の知れた山友とのゆっくりとしたペースで地元の山を歩くことが出来ました。

登山口ぬ向かう沢山林道途中からの後ろ立山連峰の眺望です。

五里ヶ峰山頂で今日のメンバーです。（左から杉山さん・津高さん・小林さん・自分）

　8時に下山予定の屋代の森将軍塚古墳館で小林さんと合流しました。私の車をデポして小林さんの車で軽井沢組の待つ五里ヶ峰登山口に向かいました。

　あんずの里・森から沢山沢の奥に延びる沢山林道は舗装されてはいますが、狭く対向車が来たらすれ違うにも難儀するほどの道路です。それでも利用する人は少なく、一台の対向車もなく坂城町境の峠に着きました。ここは3週間前杉山さんと和平高原から鏡台山に登って下ってきた場所です。

　今日は杉山さんに津高さんが同行です。津高さんとは数年ぶりの再会ですがお互い山スキーの初心者のころ何度かご一緒したり根曲筍採取で山登りも楽しんだ旧友でもあります。

記念写真を撮って8:45出発です。

（画像は小林さんから借用）

　
　勝手知ったる五里ヶ峰への防火帯を行きます。足の速い軽井沢組はどんどん先を行きますがお互いのペースで歩きました。
　登山口から50分ほど歩いて五里ヶ峰から快晴の空の下北Alps後ろ立山方面の展望です。

　記念の写真を撮った後は坂城町から旧戸倉町そして千曲市屋代の一重山に落ちる尾根道に入りました。五里ヶ峰からは急坂をロープに掴まりながら下りますが、その先は下り基調の優しい尾根を小さなアップダウンを繰り返しながら快適尾根歩きが続きました。

　いくつかの三角点が有りその都度小休憩取りました。（長生山三角点）

　五里ヶ峰から2時間半ほど歩いて、林道が交差する宮坂峠に着きました。宮坂峠は戸倉キティパークからあんずの里・森に通じる林道が通っていて、私は時々歩いている、キティパークからのWalkingコースの折り返し地点です。峠の先の小さなポコに登り上げてランチ休憩です。

　宮坂峠からはさらに高度を下げて、昔は耕作されたと思われるような場所の尾根道が続きました。

　途中には大岩という三角点が有りました。

　樹木が葉っぱを落として明るい尾根です。

　終点に近付き頃には一ヵ所展望が開けている場所があり千曲市街地や後方の北Alpsの好展望が開けていました。

そして有明山に着きました。

　鏡台山・五里ヶ峰からの来し方を振り返りましたが樹林に阻まれていました。

　有明山からはジグザグ切った登山道を屋代駅方面に下って行きます。途中で単独行氏が登ってきました。この山中行き会った唯一の登山者です。下りついたところが東山神社です。

（10年前の画像です）

　東山神社からは屋代駅に下る道と一重山への道が分かれていました。（10年前は時間切れで一重山を踏まず屋代駅に下った）一重山への道に入って大きな有明霊園の脇を行き、巨大給水塔の奥に一重山登山口です。

　同行の3人は最終ステージの一重山へ登り返しです。一重山山頂は屋代城跡の山です。私は一重山は登山済みであり、車の改修もあるので一重山はパスして森将軍塚古墳館に続く車道を下りました。

　10数分で古墳館に着き車を回収して一重山登山口で下ってくる三人を待ちました。

　午後3時過ぎには仁科最終ステージを踏破して一重山登山口に下山です。

　下山後は私の車に乗って朝登って行った沢山林道を坂城町境の峠に向かいました。次回の山行を約して3時半過ぎに解散しました。

「行動時間」

沢山林道・五里ヶ峰登山口8:45～五里ヶ峰9:35/9:50～長生山11:10～宮坂峠11:50/12:30～有明山13:50/14:00～東山神社14:30～一重山登山口14:40～（森将軍塚古墳館14:55）～一重山登山口15:15

追記）

沢山峠で解散し坂城町に下る途中、最終民家の上方にある墓地付近で山火事が有り、消防車数台が道路上に停めて消火活動中であった。20分近く待ったが通行不可能であったので沢山峠に戻り、森に下った。森から宮坂峠を経由して戸倉キティパーク方面に下る途中、自分の車が縁石に乗り上げ右前タイヤがバーストしてしまった。頭を抱えていたが、後ろに付いてきてくれた杉山さんが素早い対応でスペアタイヤを交換してくれ事なきを得た。せいぜい15分ほどの作業時間であった。