大林山

　「信州ふるさと120山」旧上山田町の大林山を目指す山友杉山さんからお誘いがあり、小林さんもお誘いして3人で登ってきました。麓から見上げる山頂付近は黄葉真っ盛りでしたが、山中に入るとそれほどでもなく期待外れでした。その分キノコ狩りも楽しめて楽しい大林山ではありました。（画像は小林さんから借用）

 戸倉温泉の白鳥園で小林さん・杉山さんと合流し、本日の行程を決めました。坂上トンネル東側～ポンポンノ～大林山に登り、下山は九竜山から反射板に下って、坂上トンネルに戻る周回コースを歩くことにしました。

　9時前に坂上トンネル東口の駐車スペースに車を止めました。旧道にでてすぐに大林山・八頭山登山口に入りました。まだまだ達者な足を持つ二人について行けるか不安がありました。

八頭山の鞍部ぽんぽんの平には約1時間の行程です。一息入れて稜線を行きます。稜線の筑北村側はキノコ山で止山になっていましたが、マツタケが不作の今年はどうなのでしょうかね。

　子供のころ大林山に登るにはこのコースを歩いた岩井堂コースが合流しています。倒木に「むきだけ」がびっしりついていました。紅葉を期待してきましたがキノコ狩りも楽しみの一つです。

　キノコ採りを楽しんだ後は大林山の北側を巻きながら行きます。左側に稜線を見ながら中々高度を上げません。ヒノキの幼木帯に入って漸く大林山から西側に張り出す尾根に着きました。色付いた黄葉をカメラに収めていると後方から単独行氏が追い付いてきました。小林さんの知り合いの方でした。

　小林さんと話が弾みながら尾根を歩いて大林山に着きました。登山口からは2時間少々で11時過ぎの到着でした。小林さんの知人にも入ってもらい登頂記念写真です。

　山頂付近の雑木が成長し、杉山さんお目当ての冠雪した北Alpsの展望が遮られていたのは残念でした。日差しが強いので樹林の下に移動して、少し早いですがランチ休憩取りました。休憩中に九竜山方面から単独行氏が登ってきました。室賀峠から来た方と思いましたが・・・。

　ゆっくりランチ休憩取った後は九竜山方面へ下山です。

　九竜山からは反射板への急坂を下って行きます。ロープに掴まりながら一気に高度を落とします。20分ほどで岩井堂コースにある反射板に着きました。

　給水タイムとりながら、スマホのGPSでルートファィンディングです。

　下り口が分からず少々もたつきましたがスギ林の中の赤布を追いました。じきに明瞭な登山道に出て坂上トンエル東口の手前100mほどの地点に下山です。

　下山してきたコースは踏み跡不明瞭なところも有り、急登が連続する難コースです。駐車場所に戻ると私たちの他2台の車があったので、1台は小林さんの知人の方で、もう1台は室賀峠から登ってこられたと思った単独行氏の者と思いました。「あの難路を登ったのかな～」と感心したものです。

下山後は白鳥園に走って汗を流し又の登山を約して解散しました。