糸魚川市の権現岳 [登山]
新潟百名山プラス10の山巡り2日目は糸魚川市の鉾が岳山塊の権現岳に登りました。急登の尾根にロープ場が連続し、胎内洞の岩場潜りや岩稜帯もあって、なかなか厳しい登山道でした。
標高1104mの権現岳山頂です。うまい具合にモンキチョウが写ってくれました。
標高1104mの権現岳山頂です。うまい具合にモンキチョウが写ってくれました。
道の駅ゆのたにで朝を迎えました。八海山山塊の阿寺山登山は諦めて、糸魚川市の権現岳に登ることにして魚沼市~十日町市~上越市から糸魚川市の柵口温泉に走りました。150キロほどの行程で柵口温泉から地道に入って、権現岳登山口には9時半近い時間でした。標高差750m3時間も有れば登れると思い余裕でした。
登山口から観る一部雪食地形で岩肌の見える権現岳です。
駐車場から少し歩いて登山道入口です。
鉾が岳・権現岳登山口の標識には鉾が岳まで2時間40分と書かれていました。
当初は緩く落ち葉のクッションの効いた快適登山道を行きます。
「白滝」と書かれた杭は熊に食われていました。
「胎内洞」と云う岩場に着きました。
「ロープに沿って潜り抜けてください」と云う看板が立っていました。ロープに掴まりながら潜り抜けましたが暗く荒れた胎内洞でした。
上部出口です。
胎内洞からは岩稜帯歩きが続き「天狗屋敷」に着きました。
さらに登って「白山神社奥宮」です。
岩場に小さな石祠が安置されていました。
眼下に柵口温泉が見えます。白山神社奥宮は柵口温泉を見守っているのでしょう。ここから観る山肌は一枚岩のように見えて一気に麓まで続いています。雪崩が引き起こした雪食地形ですね。柵口の集落上方には雪崩防止の柵が設けられています。
そして権現岳山頂が目の前です。
一息入れた後、最後の登りに掛かりました。白山神社奥宮からも急登の岩稜帯が続きロープ場が連続していました。不規則足場の岩場を登って来て筋肉も悲鳴を上げました。
岩場を登り切ると傾斜も緩み土の登山道を緩く登って行きます
。汗を拭きふき登山口からは3時間半も掛かって権現岳山頂に着きました。後方には15年も前に登った鉾が岳が聳えていました。健脚者ならば権現岳から1時間の行程です。
ステンレス製の立派な方位版が置かれていましたが不鮮明な状態です。不謹慎ながら方位版に腰を下ろして肩で息しながらしばし休憩です。
火打山や焼山が良く見えますが頭を雲に隠しがちです。
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