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下田白根山 [登山]

南東北の百名山お花畑鑑賞山行の始まりは、三条市下田にある新潟百名山+10に名前の載る白根山です。

猛暑の中の登山で大量発汗で熱中症になり転がり落ちるように下山してきました。挙句にはヤマビルのやられ血を流しながらの下山でした。

山頂からの展望です。後方は左青里山・右矢筈岳

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自宅を5時前に出発、登山口の大谷地には8時過ぎに到着したが食料調達などでいったん7キロほど戻って調達し登山口には9時過ぎに着きました。ヤマビルがいるということを聞いていたが何の対策もせずに林道ゲートから林道に入りました。

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真夏の太陽が照り付ける中20分ほど進むと後方から地元の釣り師が追い付いてきました。そしていろいろと情報を教えてくれました。

10時前には登山道に入りました。

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登山道はよく整備されていましたがいきなりの急登です。すぐに汗が吹き出しペースが上がりません。その都度登山道に腰を下ろしてゆっくりと登りました。標高差300mほどの急登をなんと1時間半もかかって漸く稜線に登りつきました。「熊狩りののぞき場」付近からようやく白根山が見えるようになりました。
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稜線のアップダウンを繰り返し白根山が眼前に見える638mピークに着きました。もう大量発汗で足がなかなか進まずにここで登頂を断念しようかと思ったのですが。「ここまで来て・・・」という思いの方が強く、前進を決断です。
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山頂へは緩い傾斜の登山道が救いでしたが、汗を拭き給水を摂りながらゆっくりゆっくりと登りました。
そして林道入口からは3時間40分もかかって13:40の到着でした。
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眼前には粟ヶ岳です・
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山頂の後方に見える青里山や矢筈岳です。10年ほど前の五剣谷山から登った記憶がよみがえり懐かしかったです。
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ランチ休憩取りながら展望を楽しんでいると右足が攣り始め「ツムラ68」を服用しました。カンカン照りで風も無い山頂には長居は無用です。15分ほど滞頂し山頂を後にしました。
ここからが修羅場です。下山とは言え足が攣りその都度登山道に腰を下ろし回復を待ちながらの下山です。2リットルの飲料水も底をつき始めました。ザックを担いで登山道に寝転んで休むことも度々です。着衣は既に汗でびしょ濡れでした。
山頂からは2時間以上も掛かって16時の下山です。沢水をがぶ飲みしました。2キロほどの林道歩きも修羅場でした。足が攣り前に出なくなると林道に腰を下ろして回復を待ちながらの歩行です。0.5キロほど歩いて林道に寝転んでいると登山者が登ってきました、そして持参のお茶を飲ませてくれ、ザックを持ってくれて林道入口まで帯同してくれました。ゆっくりゆっくり歩いて16:45の下山となりました。往復7時間越の白根さんでした。(最後同行して頂いた方の名前を聞くのを忘れてしまったのが残念です。新潟市に住む50歳の健脚の登山家です。)

「行動時間」
林道入口9:30~登山道入口9:55~熊狩りののぞき場10:20~638mピーク~白根山山頂13:30/13:45~登山道入口16:00~林道入口16:45

熱中症に陥りながらも何とか下山できた白根山ですが、もう一つの懸念はヤマビルにやられていないかです。山中右ひざ付近に違和感を感じていました。
登山口から数キロ下った道の駅で汗で濡れた着衣を着替えましたが案の定両足に出血がありヒルが一匹食いついていました。私はヒルに食われた思いが無いので嫌悪感にさいなまされたのは言うまでも有りません。痛みはないもののズボンの内川q八が付いていて触るのも憚れる思いでした。他に脱いだTシャッツやパンツなども入念にチェックしましたがヒルはついていないことが出来て一安心でした。(2日後蔵王を下りた後山形市内のコインランドリーで血の付いたズボンなどを洗濯しました。)
レポは続く

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