高森町の吉田山

山人の会、小秀山登山の翌日は中央Alps前衛の吉田山に登りました。登山道はよく整備された快適トレイルで、山頂からは伊那谷を隔てて南Alpsの展望が開けていました。

前夜泊の伊那市のホテルを7時過ぎに出て、吉田山の登山口の高森町堂所には8時過ぎの到着です。登山口付近には上水道の取水・給水施設が有りました。私は2年前の秋に登っている吉田山ですからまだ記憶に新しい登山口です。道路終点に車を停めて8:30の出発です。

登山道入口付近は少し草の被さるところも有る沢筋を行きますが、ヒノキ林に入るとよく整備された快適トレイルが続いています。ヒノキの植林地を過ぎて雑木林の中の登山道になるとギンリョウソウがあちこちに咲いていました。

ギンリョウソウ以外は見るべき草花の少ない登山道ですが、アオダモが咲いていました。

ヤマツツジも見ごろです。

緩い登山道を1時間半ほど歩いて「吉田山キャンプ場」に着きました。

ここまでテント担いで来る者がいるのかと思うほどのテント場ですが、地元の若者が酒盛りを楽しみながらキャンプを楽しんでいるのかもしれません。焚火の後も有ったのでキャンプファイアーを楽しんだのでしょう。水場も近くにありそうでした。山菜を摘みながら休憩取りました。

キャンプ場からは少し傾斜の増した登山道を行き、最後は岩稜もある痩せ尾根を登り切って吉田山に着きました。登山口からは2時間20分ほどかかって10時50分の到着でした。

吉田山は高森町民の元旦登山の山だそうです。
前方には伊那谷を隔てて南Alpsの全容が開けていて、後方には中央Alpsの南部が見えますが春霞ですっきりした展望ではありませんでした。軽食摂りながらしばし休憩です。

30分ほどの休憩取って往路を急ぎ下りました。

「行動時間」

吉田山堂所登山口8:30～吉田山キャンプ場10:15/10:25～吉田山10:50/11:25～登山口12:45