保福寺峠~十観山 [登山]
Walter Westonが明治22年に人力車で登り着いた峠から見た山脈の絶景に目を瞠り、「日本Alps」と命名したと言われると云う「日本アルプス絶賛の地」の碑が立つ、青木村・松本市境の保福寺峠から十観山に延びる滝山連山を縦走してきました。
二ツ石峰から滝山など5山のピークを踏みながら10キロを超えるロングトレイルでした。
滝山連山の主峰ともいえる滝山山頂です。
二ツ石峰から滝山など5山のピークを踏みながら10キロを超えるロングトレイルでした。
滝山連山の主峰ともいえる滝山山頂です。
上田市の山友水沼さんとの新緑の里山探訪第二弾です。実は今回は水沼さんの山友M女史も同行予定で、初めてお会いするM女史に胸を弾ませながら待ち合わせ場所の道の駅「あおき」に向かいました。待ち合わせ時間の6時前に到着した水沼さんから「M女史、2日前の登山で日焼けからか顔がパンパンに腫れて、とても登山できる状態でないので、今日はドタキャン」と言う話です。「残念だが、M女史との登山は次の楽しみ」と気持ちを切り替えです。
2台の車で先ずは下山口の十観山の登山口に走り、水沼さんの車をデポしました。私の車で奈良本から歴史の道「東山道」が通る保福寺峠に向かいました。奈良本から先は舗装道路ながら道幅狭くスレ違いもままならないほどですが、幸い早朝のせいか対向車は現れませんでした。7時過ぎの保福寺峠です。
峠の一角にはWalterWestonが遠くに見える山脈を絶賛し「日本アルプス」と命名したという「日本アルプス絶賛の地」の碑が立っていました。
穂高岳から槍ヶ岳方面の展望が開けていましたが、残念ながら山頂付近には雲がかかりWestonが見た絶景は広がっていませんでした。
7:25 十観山まで10キロ超のロングトレイルの滝山連山縦走開始です。
熊の爪研ぎ痕見える楢の木です。
二ツ目のピークは縦走路を少し外れた入山です。安曇野方面からは「ケツだし山」と呼ばれているようです。少々早い時間でしたが山頂に腰を下ろして軽食休憩を取りました。
踏み跡薄い尾根道を直に下って林道跡に出ました。途中で正規ルートを見失ったようです。しばらく林道跡を歩くと正規ルートに戻れました。林道から分かれて登りかえすと三ッ目のピーク御鷹山です。青木村の村落を向いて小さな石祠が立っていました。
縦走路は樹林の中で展望が効かないのが難点ですが、新緑の中快適トレイルが続きます。
山ツツジのトンネルをくぐるところもあります。
そして正午過ぎに滝山連山の主峰とも云える滝山山頂に着きました。ここにも3基の石祠が立っていました。祠の前に腰を下ろして昼食休憩です。
昼食休憩の後再び快適トレイルを行きます。
五ッ目のピークは三ツ頭ですが、山頂を見落としてしまい、水沼さん地図とスマホで位置確認です。
三ツ頭からは大きく下って行き、下り着くと左側に開拓農地が広がっていて驚きです。下山後確認すると筑北村の河鹿沢と言う開拓地でした。標高1200mの高原野菜栽培の農地です。
縦走路の脇にヤマボウシの天然木が大きく樹勢を広げていました。
田沢温泉に直接下る道を分けて少し登りかえすと、最後のピーク十観山に到着です。
私には3度目の十観山山頂です
上田盆地が一望できて浅間山から烏帽子岳までの7千尺の連山が後方に聳えています。
既に14時半、歩き始めて7時間を超えていました。ゆっくり歩こうと言って縦走路に入りましたが、これは少しゆっくりすぎと言うものです。実は私の右足膝下に痛みが出て下りが極端に遅くなっていたからです。水沼さん気を遣いながらしっかりとサポートしてくれました。
こんばんは
山梨から帰って今日初めて太陽が顔を出しました
膝、腰養生して体調万全で北海道の山
楽しめること願っています
天候で次第で行程変わると思いますが
カモシカさんの予定に合わせてお付き合い
出来るところあれば同行したいと思います
by ほろしり (2018-06-22 15:44)
>ほろしりさん
有難うございます。
まぁ口にしたくない「寄る年なみ」という事ですね。
難しい山は無理かもしれませんが、往復の予定日が決まっているので、これが最後の北海道遠征と思って楽しんで来ようと思っています。
by kamoshika-nagai (2018-06-24 07:29)