八ヶ岳の立場岳 [登山]
八ヶ岳阿弥陀南稜の立場岳に登ってきました。
季の子山の境界沿いの尾根を登って立場岳に立ち、山頂の少し先の開けた場所から大きく聳える阿弥陀岳を見ることができました。
登山口の船山十字路への道が分からず山麓の八ヶ岳・・道路をうろうろしてしまい小一時間ほどロスしてしまいましたが、8時半過ぎに船山十字路に着きました。
土曜日の今日は20台くらい止められる駐車スペースも地元のキノコ狩りの者と思われる軽トラックや、阿弥陀南陵を登った登山者の物と思われる他県ナンバーの車で満車状態でしたが、私が着く前に出た地元の車が一台あって何とか車を停められることができました。
「まあ3時間もあれば山頂に着く」と思えばそれほどの焦りはありません。
9時前にゲート脇を抜けて林道を歩き始めました。
途中には阿弥陀南陵の御小屋尾根への道が分かれていますがそのまま50分ほど林道を進みました。前方に阿弥陀岳が見えてきました。
林道終点から沢沿いに樹林帯に入って行く道があり赤ペンキで導かれていたので疑うことなく樹林帯に入ると、キノコ採りの地元の方が下ってきました。「立場岳への道ですよね」と声かけると、「立場岳は10分ほど下った途中右に入る道から尾根に上がる」と私が分岐を見落としたことを教えてくれました。
急いで林道を戻ると右側の樹木に「阿弥陀岳」と掛かれて古い看板がつけられていました。
約20分ほどのロスタイムですが慌てることはありません。
分岐の先から急登を15分ほど凌ぐと尾根に登り着きました。
尾根の両脇はキノコ山です。
所々に穴山財産区の「境界改め」の木札が立てられていて、こんな風習もあるんだと初めて知りました。
尾根上に着けられた登山道は緩急を繰り返しながら直登して行きところどころに岩場も現れるが、概ねコメツガの落葉のクッションの利いた快適トレイルが続いていました。
標高2000mを超える辺りでキノコ山の柵は無くなり、樹相もコメツガからシラビソ林に変わります。
尾根を直登すること1時間半ほどで滞羽岳山頂に着きました。山頂は樹林の中で展望もなく、三角点も見当たりません。
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