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栄村五宝木の飯盛山 [登山]

、北信濃秋の里山探訪3日目は、栄村の限界集落五宝木牧場跡の飯盛山です。林道入山口からは標高差200mほどの小さな山ですが、この山も登山道はなく藪山でした。

山頂に立つヒノキの天然巨木です。

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前日は屋敷山を下りた後、苗場山の登山口小赤沢の小赤沢温泉で汗を流して、温泉の食堂で食事を摂り五宝木トンネルを抜けて限界集落ともいえる五宝木に来ました。ヘリコプター基地の広場に車を止めて車中泊しました。五宝木に来るには栄村の中心地からは長い山中の道を走らなければならない山奥です。それでも耕作放棄されずに畑が有るので、何件かはまだここで生活しているように見受けられました。

今日の目標は五宝木牧場近くにある飯盛山です。夜明けを待ってゴサイ沢沿いに山中に入る林道ゲートに車を付けました。軽荷を背負って6:30に林道に入りました。

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林道は暫く舗装道路が続いていましたが砂利道に代わっても路面状態が良く今もよく利用されているのかなと思うほどでした。古い地図にはこの林道脇は五宝木牧場と記されていますが、今は完全に自然回帰して牧場跡を思わせられるものは何もありません。この林道は牧場の管理用道路であったのかもしれません。
10数分進むと枯れたカヤトの先に飯盛山と思える三様が姿を見せていました。(下山時に飯盛山を振り返って撮影)
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林道ゲートから約2キロ・40分ほど歩いて飯盛山から張り出した尾根付近に着きました。入山前には林道に腰を下ろして腹ごしらえしました。
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付近を行き来して入山場所を探りますが、赤布もなくそれらしき痕跡がないので薄い藪の中に入りました。最初は雑木林の中ボヤを掻き分けながら適当に高度を上げて行きます。やがて杉の植林地になりました。杉林の中は下草やボヤも少なく歩き易いですが、急斜面です。足を滑らしながら高度を上げて行きました。
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スギ林を過ぎると小灌木の雑木林です。笹も現れますがそれほどひどい藪ではなく、両手で藪を掻き分けながら前進ですが変わらぬ急斜面が続いていました。何回か藪の中に腰を下ろして高度と現在地を確認しました。
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山頂直下に来ると強烈な藪山となり、根曲竹や横に張りだした雑木に厄介なシャクナゲ現れました。跨いだり潜ったりして前進しましたがそれほど長い距離でないのが救いでした。山中に入って1時間20分ほどかかって8:40に飯盛山山頂に着きました。山頂も藪の中で三角点は無く、ヒノキの古木が数本立っていました。
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ホワイトボードに山名記載して山頂写真を撮りました。
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藪の山頂では休憩もままならないので写真を撮って藪の薄い所を目がけながら林道に下り立ちました。林道を後ろを振り返って飯盛山を振り返りながらゆっくりと歩きゲートに戻りました。往復4時間の小さな飯盛山でした。帰宅後このすぐ近くに法師山があることが分かり登り損ねたことを後悔しています。
3日間の北信濃の里山探訪でしたが山頂を踏めたのはこの飯盛山だけでした。(カヤノ平の八剣山は地理院地図には山名記載のない山です)栄村には未踏の山がまだ112山ほどあり、来年以降は何度も栄村を訪れる機会が多くなりそうです。
「行動時間」
林道ゲート6:30~尾根取り付き地点7:10/7:25~飯盛山8:40/9:00~林道9:50~林道ゲート10:25

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