尾瀬沼から皿伏山 [登山]
10数年ぶりに大清水から三平峠越えて尾瀬沼に入りました。
この時期木道を行き交う登山者観光客も少なく、静かな尾瀬を楽しむことができました。
狙いは大清水平の先にある群馬百名山皿伏山です。
皿伏山踏んで尾瀬沼湖畔に戻り三平下で昼食休憩です。
前夜は大清水の駐車場で車中泊しました。私のほかに2台の車が停まっていて、夜明け前には2台の車が到着しました。5時半には起きて公衆トイレ脇で支度をしていると、朝乗り付けた2台の車の2名が林道に入って行きました。
私も支度を整え6時過ぎの出発です。
大清水から尾瀬沼に入るのは2000年まだ雪の消えていない頃燧ケ岳を目指して以来ですが、記憶には残っていません。一ノ瀬休憩所までの3.3キロの林道は今が見頃の紅葉ですが、先日の台風で木々の葉っぱが落ちて、少々色あせています。
紅葉見物に来たのではないのでそれほど期待はしていませんでしたから、子の紅葉は少しは儲けものというものですね。
落葉が林道を埋めています。
林道終点になる一ノ瀬休憩所に着きました。トイレもあり休憩場所にはちょうど良い場所ですね。3.3キロの林道を50分で歩きました。
休憩所で休む事もなくすぐ先の橋を渡って登山道に入りました。緩く三平峠に登って行く快適トレイルが続いています。休憩所からちょうど1時間かかって三平峠に着きました。
三平峠付近はしっかりした木道が続いていて峠から尾瀬沼湖畔までも快適木道を下って行きます。
尾瀬沼湖畔の三平下には8時20分の到着です。
ひ燧ケ岳が湖面に美しい姿を映していました。
ここでも休むことなく湖畔の木道を沼尻方面に進みます。木道の途中で倒木に腰を下ろして朝食休憩取りました。そして富士見峠方面への分岐に向かいました。
朝日を浴びて輝きだした燧ケ岳をカメラに収めます。
9時過ぎに富士見峠への道に入りました。この道は大清水から尾瀬沼に入る登山道が開くまでは片品村から尾瀬に入る旧道であったそうです。湖畔の木道に比べると少々荒れてはいますが、樹林の中快適トレイルが続いていました。分岐から20分お歩くと突然開けて大清水平湿原に出ました。
草紅葉の大清水平です。
大清水平からは樹林帯に入り、再び小さな湿原を越えて皿伏山に緩く登って行きます。
湖畔の分岐から1時間10分ほど歩いて今日の目標皿伏山に到着です。山頂とは思えない縦走路の最高地点と言う趣の皿伏山ではありました。
展望もない山頂で長居は無用です。軽食をとった後は一目散に往路を戻ります。
皿伏山を下る途中、ストレス発散の大声上げるとなんと目の前に単独の醸成登山者が現れてお互いビックリです。驚かせたことを詫びて「熊除けにたまには大声上げて歩いてね」と誤魔化しました。
大清水平に戻って一息入れ湖畔に出て「沼尻回りで尾瀬沼1周して三平下に回ろうか」と逡巡しましたが、歩きづめできて疲労があったので三平下に戻りました。
三平下でゆっくりと昼食を摂りました。
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