「信州ふるさと120山」 糸瀬山 [登山]
「信州ふるさと120山」中南信の山巡り2日目は木曽郡大桑村の糸瀬山です。
中山道須原宿から見上げる糸瀬山は被さるような急登の山を思わせられますが、山中深く入った林道登山口からはよく整備された緩く快適トレイルが続いていました。
山頂手前の青薙ぎからは、中央アルプス南部の空木岳~南駒ケ岳方面の展望が開けていました。
前夜は大桑村須原の民宿に泊まりました。
今日は糸瀬山に登るだけですから急ぐことはありませんが、7時には民宿を出発しました。
JR中央線須原駅から上松町方面に2キロほど進むと「糸瀬山登山口」と書かれた大きな看板が立つ林道に入ります。林道は細いながらも舗装されていて快適に高度を上げて行きます。
標高850m付近まで進むと糸瀬山登山道入り口になっていました。
軽荷のザックを背負って登山道に入りました。
登山道は樹林の中緩く登って行きます。所々にブリキ板の標識が現れます。
松原横手を過ぎて、八丁坂を登りきると「丸居の鳥屋」と書かれた遺跡が現れました。ツグミなどの小鳥狩りのわなを仕掛けて待つ小屋のあった場所で、石垣などが積まれていました。
そしてまた急登のマムシ坂を登りきると「山居の鳥屋」跡です。
山居の鳥屋跡からはシラビソやダケカンバ林の中、笹の刈り払いもしっかりされて緩く快適トレイルが続いていました。
登山道に左側に崩壊地が現れると青薙ぎで、中央アルプスの空木岳~南駒ケ岳~越百山などの展望が開けていました。
更に少し登ると上の青薙ぎです。眼下にエメラルドグリーンの伊奈川ダムがハート型に見えました。
青薙ぎからは樹林帯を一登りで巨石に埋められた三角点の糸瀬山山頂に着きました。
登頂の記念写真です。
山頂から少し下った先に巨岩の物見岩がありました。梯子が掛かっていましたが、ハシゴの先の鎖場が危険なので物見岩には立つことは諦めました。
コメント 0