漁岳(イザリダケ) [登山]
北海道雪山初日は百松沢山に登って、長沼町の友人宅にお世話になりました。
2日目の今日は支笏湖畔の恵庭岳付近にある漁岳で空沼岳や札幌岳に尾根をつないでいます。
R453の入山口から漁岳林道を歩いて樹林帯に入って、最後は標高差150mの急登を凌いで漁岳山頂に立ちました。
山頂からは眼下の支笏湖・オコタンペ湖、恵庭岳・羊蹄山や空沼岳などの道央の山々の大展望が開けていました。
漁岳は空沼岳につながる尾根にありますが夏道がなく、夏は漁川の沢を詰めて登られているようです。
R453の漁岳林道入り口には駐車場がないので300mほど離れた漁川橋の袂にある駐車スペースに車を停めました。d直ぐ後にバックカントリースキーの若者が続き、入山口の確認ができました。
国道を歩いて林道入り口に来ると道路脇に数台の車が停まっていて、歩道上に停めた車では登山支度しているものも見えました。漁川林道に入ると昨夜の冷え込みが緩かったのでツボ足登山ではズボズボと潜りますが、委細構わず林道歩きを続けますが、私の足では後続のスキーヤーや巣のシューはいた登山者に次々に抜かれてしまいます。
林道を3キロ1時間少々ほど歩いて、樹林帯に入って行きますが、目印がなくトレースを追うだけです。今日は日曜日で大勢の登山者、スキーヤーが入山していて迷うことはありません。
樹林帯に入るとようやく漁岳が見えてきました。
平坦地と急坂を交互に歩いて尾根に出ました。眼前に恵庭岳、眼下に氷結したオコタンペ湖、その先に支笏湖が見えてきました。
ここからは開けた展望を楽しみながらの雪上歩きが続きます。先行する登山者が良い目安になります。前衛の1176mピークの左を巻いて漁岳との鞍部に出ると漁岳の大雪原が目に飛び込んできました。写真では緩く見えますが結構な急斜面です。先行者が何組か急登に取り付いているのが見えます。
私も先行者に続いて急登に取り付きますが、一歩一歩登ってゆくと、ぐんぐんと高度が稼げました。少し雪庇の発達した頂上直下に来ると傾斜も緩みトラバース気味に進んで山頂稜線に立ちました。
眼前に羊蹄山など道央の山々が開けていました。
そして来し方を振り返ると恵庭岳・支笏湖方面です。後続の山スキーヤーの団体が登ってきます。
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