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躓くこと [流れゆく日々]

 先日富士山富士宮ルート新七合目付近を下山中の登山者が転倒して、顔面から岩場に落下して顔面骨折で亡くなったという痛ましいニュースが有りました。私も7月4日に富士宮ルートを富士山日帰り登山したので他人事ではないという思いでそのニューっすを聴きました。

 実際にあのコースを下山する際は若者や健脚者は岩場をひょいひょいと飛び跳ねるように下る登山者が多いです。私などのように膝が悪いものは一歩一歩足場確認しながら下るので、あっという間に追い越されてゆきます。しかし不安定な岩場ですから、浮石などもあり転倒・滑落のリスクは大きいです。亡くなった方も岩場で足を滑らせたか不安定な転石で足を取られ、前転して顔面から落下したものと推察されます。

 実は私も6月百名山の金峰山からの下山中、右足を倒木にひっかけて躓き前転し、持っていた棒切れの杖に全体重がかかって折れてしまい、顔面から岩石に転倒寸前ということがありました。幸い右拳で顔面を保護できましたが、右膝頭を強打して打撲で整形外科通いを余儀なくされ半月ほど痛みが残ったことがありました。sらに2週間前の月山登山中には霧の中で焦りがあったわけではないですが、木道の滑り止めの桟木に躓き前転しました。この時も顔面落下寸前でしたが、左腕で顔面を庇うことが出来て顔面からの落下を回避できました。しかし庇った左腕を強打していて2週間後の今も痛みが残っています。

 今までの登山で何回か転倒などはしていますが前転と云うことはそれほどありませんでした。大概足を滑らせて尻もちを搗くということが多かったです。考えてみると足を上げる高さが低くくなって躓くことが多くなったものと思います。加齢による体力の衰えは間違いなく事故のリスクが高くなっていることを自覚しなければと思います。それとステッキを過信しないことですね。10年ほど前に川原歩きの際、ステッキの先が滑って前転したこともありました。

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