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南木曽町田立の城ヶ根山・後山と摺鉢山 [登山]

南木曽町は昭和36年西筑摩郡読書村・吾妻村・田立村が合併してできた町です。田立の滝で知られる田立地区は町の西南端にあり岐阜県中津川市の坂下・川上地区と境を接しています。生活圏は中津川市ともいえる場所ですが、越県合併した山口村と違うのは阿寺山地の山塊が県境尾根を作っていることが山口村とは少し事情が違うのでは思うところです。田立地区の入口にある摺鉢山の登山口を探している際、野良仕事をする古老に声かけると、長野ナンバーの私の車を見て「おじさんどちらから来たね」と云うので「千曲市から来た昔の更埴市だ」と云うと「私は県の職員として長野市で暮らしていた女房は千曲市の小船山だ」と云うので驚きでした。「私の女房も小船山だ」と答えると古老もビックリでした。「時間が有れば家に寄ってお茶でも飲んでいかないかね女房も喜ぶと思う」と親切に声かけてくれました。予定もあるので辞退しましたがなんだか田立が身近に感じたものです。平成の大合併の際は中津川市への合併も考えたという田立地区ですがいつまでも信州南木曽の田立でいてほしいものですね。

南木曽町と中津川市川上地区を分ける県境の川上(カワウエ)峠です。

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長野・岐阜県境の賤母山と男埵山 [登山]

昭和30年代の山口村神坂地区、平成の大合併までの山口村は信州の領地でした。地政学的には南木曽町との村界尾根の南側斜面にあって中津川市に向かって集落が点在する村です。義理や人情も捨てて便利が一番と住民の意思が一致して岐阜県に越県合併した村です。信州そして木曽をこよなく愛した文豪島崎藤村の故郷馬籠宿などもあって、信州人にとってはとても寂しいことです。警察官や教員など公職にあった方の中には私の住む北信地方からも赴任した者もいたそうです。そんな思いをもって木曽川の山口ダム下流の旧山口村にやってきました。目標は県境尾根となった昔の村会尾根にある賤母山と男埵山(オダルサン)です。

画像は県境となった中山道馬籠峠から旧山口村方面です。

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