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95歳の恩師 [流れゆく日々]

昭和33年3月、長野県更級郡村上中学校を卒業しました。
卒業時の担任は小林能男先生です。卒業以来交流はありませんでしたが、45年後の還暦記念の同級会で再会をしました。依頼年賀状での挨拶を細々と続けてきました。

先生からの今年の年賀状には「最近は会う機会もなくなったが、近くに来ることが有ったら寄ってくれ」と云う添え書きが有りました。そんな機会がすぐにやってきました。お住まいの朝日村の烏帽子岳と武居城山に登ることになり、先生宅を訪ねることにしました。

午前中、隣の波田町の白山に登り、朝日村西洗馬の先生宅の目の前の武居城山を散策した後電話をしました。電話には出られなかったので、「もしかしたらディサービスにでも・・・」と思い、烏帽子岳登山口などの下見をしました。3時過ぎにはディサービスから戻られるだろうと思い自宅を訪問しました。

奥様と二人野良仕事の準備をしていたと言って顔を出してくれ、「電話に気付いて受話器をとろうとしたら電話がきれた。あれは君だったのか」と云いながら迎えてくれました。早速手土産をお渡しし、中学校卒業時の記念写真を見ながら同級生の消息などに花が咲きました。(もうクラス40人中6人が先立ちました。)
先生は今年4月には満95歳になられるそうですが、足腰は弱ったそうですが病気もせずに元気いっぱいです。物覚えは歳相応に悪くなったが認知機能に問題は無く、野良仕事を楽しみながら生き生きとそして矍鑠としていました。奥様は少々目が不自由になったそうですが生活に不自由を感じることもないそうです。91歳まで車の運転をして買い物などしていましたが、それ以来西洗馬地区に商店が無いので食料の買い出しに不便を感じているそうです。ご子息と娘さんはそれぞれの家庭を築いていますが、月に2度は顔を出して食料の買い溜めをしてくれているそうです。

なんだかんだと1時間ほど談笑し、「同級会をするなら出かけて行くからな~」と促され、「先生奥様いつまでもお元気でいてください」と記念の写真を撮ってお暇しました。

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「ワシの方が若いかな~」と云われハゲ頭をかきました.
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朝日村の烏帽子岳 [登山]

鉢盛山などの登山口が有る朝日村のどん詰まり御馬越の野股沢キャンプ場・義仲公園から薄い踏み跡と雑木林の中残雪歩き、そして山頂直下の激坂の雪渓をよじ登って難関烏帽子岳を踏んできました。

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