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2018北海道山行 [登山]

6月30日新潟港発小樽港行きのferryで北海道入りし、16日間の山行を終えて7月17日帰宅しました。

6月末には梅雨明け宣言のあった信州ですから、今年は入梅を実感することのない梅雨でしたが、なんと梅雨のないと言われる北海道でしっかりとエゾ梅雨を体験してきました。16日間の北海道滞在中完全に腫れたのは2日間だけでした。しかし雨の止み間を突いて登った数は13日、16山の頂に立つことができました。それも目標の日高山脈の1839峰や東大雪の丸山などは増水で入渓不可能であったため、低山登頂に切り替えたためです。

登った山

増毛樺戸山地のピンネシリ・神居尻山・黄金山、天塩山地の三頭山・ピヤシリ山・函岳、日高山脈の佐幌岳・ピセナイ山、阿寒の雌阿寒岳・藻琴山、道央の岩内岳・雷電山・黒松内岳・昆布岳、そして15年ぶりに樽前山です。

低山ながらそれぞれに思い出が残りました。今後順次山行記をアップしてゆきますのでご期待ください。

2000年夏、ムスコと2人、「日本百名山」を目指して始まった北海道遠征山行も、「日本300名山」・「日本の山1000」、「北海道百名山」と目標を増やす内に14回を数えるまでになりました。この間約130山の山頂に立つことができました。しかし生涯目標に掲げる「日本の山1000」の内には穂高山脈の難峰1839峰・ピリカヌプリなど7山、知床岳なども含めて11山を残しています。75歳を迎えた今年、体力の衰えは顕著で気力減退も激しいものがあります。今の脚力体力ではとても単独幕営登山は無理となりました。残念ながら「日本の山1000」、北海道に登り残した山は未踏のままで終わりそうです。もし登山家が誘ってくれることがあれば後について行きたい気持ちは持っていますが。私にとって北海道長期遠征山行は今回をもって終了という事になります。海道遠征のたびにお世話になった鹿島の同期生・長沼町の酒井さんご夫妻、2001年幌尻岳で知り合って長く山のお付き合いが続いている苫小牧の萱野さんご夫妻には言葉に表せられないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。その他山で知り合った多くの北海道の方々に支えられての14回・130山の北海道山行でありました。「北海道の皆さんありがとう」

そして何よりも私の「大きなロマン追及」を後押ししてくれ快く送り出してくれた女房と家族に感謝の気持ちでいっぱいです。またこれからも元気があれば北海道に出かける気持ちが湧いてくるものと思われますが、もう長期遠征は有りません。罪滅ぼしに家族帯同の観光旅行も果たさなければと思っています。

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