大雪山・旭岳から裾合平周回 [登山]
花の名山富良野岳の翌日は、こちらも富良野岳に負けない花の名山大雪山旭岳から、チングルマが群生する裾合平を周回してきました。
前夜は美瑛町のペンションで小宴会を楽しんだ4人で、5時半にはペンションを出て6時過ぎに旭岳ロープウェイ駅に着きました。6:30の始発のロープウェイに乗ることが出来ました。平日にもかかわらず結構な登山者・花見客が同乗です。10分ほどで姿見駅に着き6:50には旭岳目指して出発です。
火山礫の中、整備された登山道を15分ほどで姿見の池に着きました。頭を雲に隠しながらも旭岳と思われる山頂が見えます。旭岳が姿見の池に写しています。
火山礫の中の登山道は平均勾配ですが、少々歩き難く、自分には少し早いペースで萱野さんが先導です。左側には噴煙を上げる地獄谷火口も見えますが、カメラに収める余裕が有りませんでした。
七合目標識の立つ地点で一息入れました。右側には忠別岳・化雲岳や十勝連山の山々が見えますが、すっきりした展望でないのが残念です。
七合目標識の立つ地点で一息入れました。右側には忠別岳・化雲岳や十勝連山の山々が見えますが、すっきりした展望でないのが残念です。
上部に行くに従って、溶岩の固まった岩場を行くようになり、傾斜も増してきました。
いくつかの溶岩の岩稜を乗り越えると傾斜も緩み砂礫のザレたみちを行きます。
山頂が近付いてきました。
姿見の駅からは2時間15分ほどで9:00に旭岳山頂に着きました。私にとっては21年ぶり2度目の一等三角点峰の旭岳です。
登って来た尾根を見下ろしています。
登頂写真です。
山頂からの眺めですが、雲に隠されがちで山座同定が叶わないのが残念でした。
黒岳方面かな?
山頂は先着した者、後続の者が続々登りついて賑わい始めました。山頂から少し離れた場所で給水と休憩をとりました。
山頂付近にも花々を観ることが出来ました。
山頂付近にも花々を観ることが出来ました。
暫し休憩の後、御鉢平方面目指してざれた道を下って行きます。鞍部付近に下ると100mほど雪渓が残っていました。萱野さんはビニール袋を尻に敷き尻滑りを楽しんでいました。
雪渓の残る鞍部からは緩く登り返して行きます。
大雪山のスケールの大きさが感じられる地点です。
間宮岳の稜線分岐に着きました。ベンチもあり先行者が休憩中です。
御鉢周りの周回登山道が続いています。右に行くと北海岳から白雲岳方面への道に続きます。
分岐からは御鉢周りの登山道を時計回りに左側に廻って、すぐ先の間宮岳山頂です。ここで軽食摂りながら休憩取りました。
間宮岳からは火山礫のガれた登山道を緩く下って行きます。岩場にコマクサを観ることが出来ました。
御鉢平の全景が見えてきました。対岸が凌雲岳・黒岳方面です。
御鉢平、登山者は立ち入り禁止ですが熊さんが棲んでいるそうです。
御鉢平、登山者は立ち入り禁止ですが熊さんが棲んでいるそうです。
中岳温泉分岐に着きました。ここからは御鉢周りの登山道から分かれて裾合平に下って行きます。
ハイマツ帯の中の道を緩く下って行きます。
登山道脇にリンドウなどを観ることが出来ました。
眼下に裾合平が見えますがまだだいぶ先です。この付近でランチ休憩取りました。
ガレ場を下って中岳温泉に着きました。
toiletブースのある休憩ポイントで、足湯に浸かっている登山者も見られました。
中岳温泉のすぐ下の雪渓にはエゾリュウキンカの群生地が有りました。
そして木道の設置された裾合平です。咲き始めたチングルマが真っ白に染めていました。どこまでもチングルマの群生ですが、エゾコザクラも混じっています。
裾合平の当麻分岐で一息入れて、小さな雪渓を3か所ほど渡って長い長い登山道を歩いて姿見駅に戻ってきました。姿見駅付近にもチングルマの群生を見ることが出来ました。
コースタイムの7時間半で、旭岳から間宮岳・裾合平の周回コースを歩いて姿見駅に戻って来ました。中岳温泉分岐からは私が先導しましたが、実は私はにはこの先の予定があって、足を速め、花の名所裾合平をゆっくり鑑賞できなかったことを反省しています。
姿見の駅からは休む間もなく14:20のロープウェイで山麓駅に下りました。
旭川空港から帰京する雨宮さんを旭川空港に送り届け、友人宅の長沼町に走りました。
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