中標津の武佐岳 [登山]
北海道山行5日目は当初は斜里岳再訪を予定し、前夜は登山口の清岳荘の駐車場で車中泊しました。隣に車を止めた宮崎から着た登山者に合わせて起床しましたが、北見富士の疲労が抜けていません。おまけに食いつかれたダニの処置をどうしようかと思うと戦意喪失気味です。結局斜里岳登山を諦めて短時間で登れる武佐岳を登ることにして清岳荘から中標津町に走りました。
霧の中の山頂の武佐岳です。
斜里岳登山口の清里町は夏空が広がっていましたが、浦間州の清里峠付近に来ると霧に巻かれて中標津町に来ると霧雨がふっていました。中標津町の中心街に車を付けて武佐岳への登山口を尋ねますが、殆ど登山口を知る者はいませんでした。GPSとナビを見ながら何とか中武佐地区に走り、郵便局で登山口を教えてもらいました。登山道入口の駐車場から林道に入って2キロほど進み林道分岐地点に車を止めて10時過ぎの出発です。
草の被さるところもある林道で、ゴム長靴に雨合羽のズボンで来たのは正解でした。林道を30分ほど歩いて林道終点に立つ「武佐岳憩清荘」に着きました。中を覗いてみましたが荒れた小屋でとても泊まれるような小屋ではありませんでした。
すぐ先には水場もあり以前はよくこの小屋が利用されていたものと思われました。
水場からは本格的登山道になっていて草や笹が被さるところもありますが、とてもよく整備されていて緩く登って行きます。10分おきくらいに合目標識も有ってとても良い目安です。中標津町民の憩いの山と云うのが分かるというものです。
八合目付近は小さなお花畑になっていました。
登山道がダケカンバ林の中に変わると急登になって高山の趣です。
最後は尾根に出てハイマツ帯を10分ほど進むと武佐岳山頂でした。
巨石の武佐岳山頂です。
草叢の中に三角点が有りました。
晴れていれば根釧原野を望むことが出来るのでしょうが残念霧の中です。
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