北見富士

北海道山行3日目は北見市瑠辺蘂にある北見富士です。長い廃林道を歩き山頂への赤布を探しましたが見つかりません。適当に山中に入って山頂目指しましたが、時間切れで山頂直前で引き返しました。

林道から見る北見富士です。

前日幌加内のピッシリ山を登って200キロ近く走って丸瀬布の道の駅で車中泊の後、翌朝北見市瑠辺蘂の温根湯に来ました。昨日の疲れが残っていてテンションが上がりません。その上登山口探しに時間をとられ登山口の北見富士林道には8時半過ぎに着きました。
体調いまいちでしばし思案し今日は登山を止めて休養日にしようと登山口を離れました。北見市方面に車を走らせているうちに「もう一度ここに来るのは嫌だ」と心変わりして登山口に戻りました。日が長い今、明るいうちには下山できるという気持ちで、９：４０に林道に入りました。

林道を20分ほど歩いてゲートが有りました。ここまで車で入れたのに20分も歩いたことにがっくりです。

ここからすぐ先に崖崩れ箇所があり延々と廃林道歩きが続きます。

やがて廃林道は灌木が植林されて自然復帰を図っています。小灌木や笹薮をを掻き分けながらの廃林道歩きを続けます。北見富士林道入口から2時間近く歩いても北見富士への入山場所が現れません。ネットでは「林道から北見富士へはピンクテープを追う」という記事が有ったので何の心配もなく来たのですが・・・。
GPSに北見富士が現れても入山場所が分からずに林道を少し行きすぎました。引き返し地点からの北見富士です。

結局30分ほどロスした後GPSを見ながら山中に強引に入りました。

シラビソ林の中の笹薮やシダをかき分けながら山頂を目指しました。

山中には古い作業道やケモノ道が有り、高度を上げて行きますが結局1時間ほど藪漕ぎして山頂まで高度差100m地点で撤退を覚悟しました。

廃林道に下って無念の思いが募りますが仕方ありません。「まぁ訶ここは山頂は踏めなかったが登頂済みにしよう」と勝手に決めて廃林道を急ぎ足で戻りました。

翌日この山でダニ3匹に食いつかれたことが分かりました。

「行動時間」

北見富士林道入口9:40～林道ゲート10:00～廃林道引き返し地点12:1０～入山地点12:35～引き返し地点13:40～廃林道14:25～林道入口16:20