2021年の山行総括 [登山]
2021年カモシカ永井の山行総括です。
入山日数 72日 (昨年87日)
登頂山座数 121山 (昨年220山)
新規登頂山座数 105山 (昨年200山)
今年も昨年に引き続きコロナに振り回されました。秋に入ってコロナが少し収まってから、関西の大峰山と大台ケ原の日本百名山を踏みに県外に出た以外は今年も長野県内の里山探訪に徹しました。
国土地理院の地形図に載る長野県内の山(日本アルプスを除く)約650山の内100山を登り、残りは75山ほどにこぎつけました。
以下に今年の山行ハイライトです。里山中心ですがそれなりの感動と達成感が有りました。
【南信の里山】
昨年に続き飯田市・下伊那郡の山を精力的に訪ねました。
今年は記録的に早い春の訪れで、3月には桜の花を眺めながらの飯田市の里山探訪です。
「辞職峠」と呼ばれる「小川路峠から金森山」は思い出深い登山でした。
春3月の飯田市の里山探訪は小さな山ばかりでしたが10山ほど登りました。その後も下伊那郡の山は、11月にも遠征して豊丘村や喬木村、高森町などの山に登りました。
上伊那の山では梅雨の合間に登った南箕輪村の「黒沢山」も思い出深い山です。
経ヶ岳登山道から黒沢山へ藪に隠された登山道を歩きました。
同じ山行で登った辰野町の「大滝山」も懐かしいです。林道歩きに自転車利用でした。
9月には木曽駒ケ岳前衛の「黒川山と烏帽子山にも登りましたが、「うどんや峠」と云う珍しい名前の峠から往復でした。
11月、南信山行にはいつもお付き合いしていただける、rommyさんが諏訪市の守屋山に同行してくれました。
南信州の里山は今年も30数山に登り、残りは15山ほどになりました。伊那前岳や念丈岳・大島山など中央Alps前衛の山も視野に入れています。
【中信の里山探訪】
中信の里山では春先残雪季に登った山に感慨深いものが有ります。
「小鉢盛山」は野麦峠スキー場から上田市の山友増田さんと登りました。
お彼岸に登った朝日村の「烏帽子岳」は里山とは言えない標高と山容を誇る山でした。残雪踏んで山頂直下の急坂の雪渓を登って、往復9時間のロングラン登山でした。
このほか塩尻市周辺の山は長興寺山・鳴雷山・武居城山・白山などにも登りました。
中信の里山探訪、今年は春と秋2回合計3回の木曽路の山を巡りました。
春は南木曽町の山でした。馬籠峠からの「男垂山(オダルサン)」は最後は厳しい笹薮漕ぎでした。
【東信の山】
投信にも良い山が沢山有りますが、他の地域に比べ山の数は少ないです。春は南相木村・北相木蔵などの里山探訪です。北相木村のぶどう峠から霧の中、「新三郎」に登りました。
下山中には大量のワラビを採りました。
そして佐久市の「兜岩山」の岩盤基部に咲くクモイコザクラを観ることも出来ました。
田口峠から兜岩山へ、同行して頂いたのは上田市の山友水沼さん・増田さん・瀬在さんです。
秋には川上村の藪山「長峰」と「雨降山」などにに登りました。
「長峰」ではシラビソ林の中でマツタケが採れました。
「雨降山は」完全藪山で岩稜とシャクナゲ藪を漕いで登りました。
川上村の山を登った翌日は日本百名山目指す北海道の山友萱野さん・佐々木さん・河野さんを「浅間山」に案内しました。浅間山は9月から噴火警戒レベルが下げられて、前掛山まで登れるようになったので喜んでもらえました。
東信の山は正月に東御市の大室山、御代田町の森泉山、軽井沢町の押立山、夏野美ヶ原の焼山など、今年18山ほど登り、残りは6山です。
【北信の山】
北信の山は昨年精力的に登り、残りは少なくなっていましたが、栄村の手ごわい山が残っています。梅雨末期に野沢温泉と栄村の山に登りに行きました。
栄村の苗場山前衛の「猿面峰」では登山道整備中の苗場山の主とも呼ばれる中山さんにお会いしました。
猿面峰の後はゴンドラリフト利用して「竜王山」にも登りました。
このほか野沢温泉村の水尾山・高倉山、山ノ内町の奥志賀丸山・飯盛山・三ツ子山なども今年登りました。
11月には奥志賀公園線が冬期閉鎖する前日に「木島山」と「大次郎山」の藪山2山に登りました。2山共に奥志賀公園線からは短時間で登れる山ですが笹薮がひどい山でした。
北信の山は6山しか登れませんでしたが、残りの山も栄村の藪山が多く、もう自分に体力では登れない山が多いです。来年は出来るだけ栄村に出向いて一山でも稼ごうと思っています。その他の山も戸隠連峰などの難しい山が30山ほど残っています。
【番外の山】
昨年1月末に伊豆大島の三原山などに遠征して以来の県外の山です。10月にコロナも収まり始めたので、百名山カウントダウン中の北海道の山友佐〇女史に同行して関西の百名山大峰山と大台ケ原の登りました。百名山97座・98座目の登頂でした。私にとっても久しぶりの関西遠征で楽しい山となりました。霧氷の花咲く「大峰山八経ヶ岳」です。
お盆休暇には毎年、「カモシカ永井親子二人連れ登山隊」結成して登山を楽しんでいますが、今年のお盆は大雨で予約してあった塩見小屋をキャンセルして塩見岳登山を断念せざるを得ませんでした。予約取り消し時に新しく予約を取り直して8月下旬に塩見岳登山が出来ました。親子で登のは22年ぶり、私にとっても15年ぶりの塩見岳でした。5年前から計画していた塩見岳登頂を果たして親子二人大満足でした。待った甲斐があってシーズン一の好天の塩見岳でした。
今年の山行を振り返ると、単独行が多かった割に思い出に残る山は、やはり感動を共にした山友との同行登山が多いですね。やはりコロナ禍で人恋しいひと時が欲しいのだと思います。
来年は久しく自粛していた「県外の山の登山を楽しめたらよいな~」と、心から念じています。また来年拙ブログで山行報告できるように体調管理と体力脚力維持に励みたいと思っています。
この一年拙ブログを訪問いただきありがとうございました。
カモシカさん
大きな故障もなくお元気で一年間お疲れ様でした
県内だけでもずいぶんと沢山の山があることに驚きます
今年も遠征ではお世話になり有難うございました
何とか膝、温存して来年はラストチャンスだと思うので
100名山達成に全力投球です
山楽会解散するので、気持ち的にも余裕が出来ると思うので
マイペースで行きます
コロナ収まったら是非北海道にも遠征して下さい
by ほろしり (2021-12-31 12:23)
>ほろしりさん
残り3山ですね。
光岳が長野県側から登れると良いですね。小屋番の女性が私の生まれ故郷の女性に変わったそうですので出来たら売ってみたいと思っています。薬師岳・光岳どちらが完登゚の山に最後になるのでしょうかワクワクしますね。北海道遠征は春山にするか夏山にするか迷っています。
私もそろそろ登山人生の幕引きを考えています。
by カモシカ永井 (2022-01-01 16:05)