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大峰山(八経ヶ岳) [登山]

新型コロナ感染第5波も収まり、緊急事態宣言も終了したので、1年9ヶ月ぶりの県外遠征山行です。日本百名山カウントダウン中の北海道の山友に同行して紀伊山地の大峰山・八経ヶ岳に登ってきました。寒気襲来で山頂付近は霧氷の花が咲いていました。

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前夜は上北山村西原の民宿白滝荘に泊まりました。御主人を亡くされて一人暮らしの高齢の女将さんが一人で切り盛りする民宿で、素泊まり対応しかできない宿です。80歳を過ぎたのでそろそろ店仕舞いも考えているそうです。食事は民宿から6キロほど下った道の駅で弁当を購入して民宿入しました。

翌朝、夜が明けるのを待って6時前に民宿を出発し、大峰山登山口の行者還トンネルを目指しました。私にとっては3回目の大峰山登山ですが、上北山村側から行者還トンネルに向かうのは初めてです。曲がりくねった山岳道路ですがよく整備された道で快適に走ることが出来て、宿からは40分ほどで行者還トンネルを抜けて西口の大峰山登山口には6時半の到着です。駐車場は10数台停められるスペースで、先発したと思われる2台の車が停まっていました。係員に駐車料金を払って車内で軽く朝食を摂り、7時10分前に登山道に入りました。

登山道はしばらく谷沿いを行きやがて尾根に取りつきました。急登の尾根でのっけから汗を絞られます。それでも500歩数えて一息入れながら登って行きました。同行の佐々さんは小柄ですが脚力十分で私のすぐ後についてきます。途中2回ほど休憩し登山口からはジャスト1時間で稜線に登りつきました。大峰奥駈道の走る稜線の「奥駈出合」です。

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(下山時撮影)
稜線上は風が強く樹木の陰で風除けしながら給水タイムをとって出発しました。小さなアップダウンを繰り返しながら快適トレイルを行きます。
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奥駈出合から30分ほどで三角点の有る「弁天の森」です。ここで先行者に追いつきました。
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弁天の森から少し下ると前方に弥山が見えてきましたが、山頂付近は白く見えて「雪が積もっているのか」と勘違いしました。
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そして下り勾配の登山道を下りきったところが、行者の像がある「聖宝の宿」跡です。
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聖宝の宿跡から弥山への登りになりますが少し荒れた道が続きます。
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この辺りから私の足が重くなり佐々さんに先行してもらいました。
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高度を上げて行くと下から雪に見えたのは樹氷でした。
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見事な樹氷の花を楽しみながら弥山を目指しました。
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登山口からは3時間で弥山の山小屋弥山館に着きました。すぐ後方の弥山神社にお参りしました。
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神社の後方の弥山山頂に廻ってみましたが三角点は無い弥山山頂でした。
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前方には八経ヶ岳がすぐ近くです。
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弥山館前で20分ほど休憩し八経ヶ岳に向かいました。40mほど高度を下げて鹿よけfenceの張られた中に入って行きます。気温が上がってきて樹氷がパラパラ・バサッと落下する中、八経ヶ岳山頂に着きました。登山道入口からは丁度4時間後の10:50の八経ヶ岳山頂です。
百名山96座目の佐々さん感激の面持ちです。
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私にとっては3度目ですが大峰山地の主要な山頂は踏んでいるので山座同定も出来て、付近の山々を眺めながら思い出にふける時間でした。
後続の若者3人グループが到着ししばし山談義しながら、そして景色を眺めながらのランチタイムです。
20分ほど休憩し山頂を後にしました。
気温がぐんぐん上がってきて、登りに見ることが出来た霧氷は殆ど落下していました。
弥山館・聖宝の宿跡・奥駈出合と休憩取りながら最後は急傾斜の尾根を「こんなに急登の尾根だったのか」と思いながら下り、八経ヶ岳からは3時間で行者還トンネル西口に下山しました。
「行動時間」
2021年10月21日
行者還トンネル西口6:50~奥駈出合7:50~聖宝の宿跡8:45~弥山館9:50/10:10~八経ヶ岳10:50/11:10~弥山館11:40~奥駈け出合13:30~行者還トンネル西口14:10

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