川上村の長峰 [登山]
川上村里山探訪2日目は川上村川端下からの長峰です。里山とは言え標高は2000mを超えていて奥秩父山塊に入る山でもあります。廃林道を摘めて岩稜混じりの尾根を直登して山頂に立ちました。
前日川端下から長峰への入山林道を確認した後川端下の集落入口にある運動公園で車中泊しました。夜明けを待って川端下の集落にあるバス停のtoiletを借りて用を足した後林道に入りました。林道は金峰川を渡った橋の先に獣除けのゲートが有りゲートの先には広い空き地が有ったので車を停めました。
軽荷のザックを背負って6時前には出発できました。川端下地区の道路脇にはキノコ山入山禁止の看板がいくつも立っていて気が咎める中林道を行きます。今も供用中のよく整備された林道を10数分進むと沢沿いに分岐する林道が有り地形図で確認して沢沿いの草の被さる林道に入りました。途中バナナを食べて腹ごしらえです。沢の対岸には長峰から派生した尾根が有り入山地点を探しながらさらに進みました。途中で長峰山頂が見えてきました。随分遠くにそして高く聳えています。この時は山頂まで届くか半信半疑です。
草の被さる林道はやがて沢に合わさっていて歩道も消えていました。
GPSと地形図で少し高度を上げれば歩道に出る高知尾を確認し沢を離れて草付きの尾根を直登しました。(地形図では破線があるがそれと思われる踏み跡はなかった)尾根を10数分進むと地形図上にある破線に出ました。林道跡ですでに白樺やシラビソの大木が生えていて廃道になって数十年は経っていることが想像されます。
廃林道跡を20分ほど進むと終点になりその先に薄いながらも踏み跡が有りました。雑木林の中10分ほどトラバース気味に進むと尾根に出ました。顕著な尾根ではないですが長峰から派生した主尾根から分かれた支尾根です。屈曲点に赤布を巻いて尾根を直登して行きます。
尾根は岩稜交じりで急登が続いていました。
そして標高1900m付近で主尾根に合わさっていました。主尾根は1700m標高点から上がって来た尾根で尾根上にはしっかりした踏み跡があり、所どころに赤や蒼いテープが付けられていました。
尾根は岩稜地帯やシャクナゲの藪もありましたが緩急を繰り返しながらも高度を上げて行きます。
そして最後は少し傾斜の増した尾根を登り切って入山地点からは3時間半、廃林道終点からは1時間50分ほどで長峰山頂に着きました。
三角点は地上50センチほどにせり上がっていました。が山頂標識の無い長峰山頂です。
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