伊那市高遠の鉢伏山と不動峰

異常気象ともいえる暖かな春を迎えました。今年も目標の信州里山探訪、南信州山行の第一弾です。いつもの通り初日は伊那市高遠の山です。高遠町の黒沢から鉢伏山に登り稜線を不動峰まで往復縦走しました。

樹林に囲まれた鉢伏山山頂です

不動峰を下りた後は数日前に開花宣言の出た「天下第一の桜・高遠城址公園」を散策しました。

高遠町長藤の中条から黒沢集落に入り沢沿いの道を集落終点まで進むと道が分岐していたが、迷うことなく右側の舗装道路を進むと獣除けのゲートが有り、ゲートを開けて林道に入りました。（下山時確認すると分岐地点小左側に入ると未舗装の道になるが不動峰への正規登山口が有る）

林道を数分走ると大きな砂防堰堤の上に出て砂利道に変わりすぐに「神子沢」と云う標識の立つ場所に着きました。ＧＰＳで確認するとすでに鉢伏山近くに来ていることが分かり神子沢沿いに作業道も延びているので、ここに車を停めて作業道を歩くことにしました。（林道は神子沢の先に延びていた）

作業道は急坂でやがて落石もありブル道に変わっていましたが1キロほど歩きました。作業道終点からは「鉢伏山から派生する尾根に取り付き踏み跡があるだろう」と期待しましたが期待外れでした。まあそれでもこの時期下草も枯れているので薄い藪の中伐採木を跨ぎながら適当に尾根に取りつきました。

急登もある藪の小尾根を登り切って鉢伏山～不動峰の主稜線に登りつきました。登りついた地点からの鉢伏山方面です。

こちらは不動峰への稜線です。

主稜線を10分ほど歩いて鉢伏山に着きました。神子沢の入山地点から1時間半ほどかかりました。

鉢伏山山頂で軽食摂りながらしばし休憩し主稜線を鉢伏山に向かいました。

やがて伐採地に出て不動峰方面が望めるようになりました。中央Alpsも良く見えますが黄砂で霞んでいました。

伐採地にお縁を歩いた後スギやヒノキ林の中を歩き鉢伏山からは1時間15分ほどで不動峰に着きました。途中の主稜線上には黒沢からの正規登山道や尾根の反対側からの道が合わさっていました。

樹林の中で展望の無い不動峰山頂です。

一息入れた後は歩いて来た主稜線を戻ります。伐採地の先に見る鉢伏山です。

主稜線の下山場所の分岐には1時間5分かかり藪尾根を一気に下って神子沢の駐車地点に戻りました。

「行動時間」

神子沢入山地点９：１０～主稜線１０：１５～鉢伏山１０：２５/１０：４５～不動峰１１：５５/１２：１０～主稜線下降地点１３：１５～神子沢１３：５５