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朝日村の烏帽子岳 [登山]

鉢盛山などの登山口が有る朝日村のどん詰まり御馬越の野股沢キャンプ場・義仲公園から薄い踏み跡と雑木林の中残雪歩き、そして山頂直下の激坂の雪渓をよじ登って難関烏帽子岳を踏んできました。

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烏帽子岳は中央アルプス木曽駒ケ岳から将棊頭山~大棚入山~垰山と高度を下げて鳥居峠からは高遠山などと再び高度を上げて鉢盛山に続く尾根上にある三角錐の美しい山ですが、今は登山道もなく登られることも少ない不遇の山です。ネットで検索しても残雪期に登られている登山記録が数件あるのみです。

朝日村最奥集落御馬越のさらに奥にある野股沢キャンプ場と義仲公園が烏帽子岳への入山口です。前日に下見をしてあった場所で全や宿泊の塩尻市から走って7時前に到着しました。

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ザックに雪山装備一式を入れてピッケルを持って7:10に出発です。
階段を上がると東屋が有り義仲公祠が有りました。
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義仲公園として整備された遊歩道を数分進むと周回道路となり、尾根に取り付き道はありません。ヒノキの植林地に入って尾根取り付き場所を探しましたが見つかりません。遊歩道に戻って東屋の立つ地点に赤布が下がり尾根末端に導いていました。10分ほどのロスタイムです。
尾根末端からは薄いながらも踏み跡が有り、山仕事のための作業道のようです。たまにうるさい藪を掻き分けるところもありましたが尾根を直登して行きました。まずは1077m標高点迄と思い登り続けましたが、いつのまにか1077m地点を通り過ぎていました。そして1時間ほど歩いて朝食のおにぎりを一つ頬張りました。
その後も地形図にある標高点を目標に歩き高度を上げて行きます。今日はあまりテンションが上がらず登頂意欲は5分5分の気分です。1332m地点を過ぎると次の目標は1506mと目標を変えていきました。尾根は緩き登って行くので疲れはありません。笹藪も現れますがそれなりに踏み跡道形が有って尾根の屈曲点には赤布なども下がっていて問題なく高度を上げて行くことが出来ました。
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標高1500mを超える辺りからは雑木林の中完全な残雪歩きとなりました。
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朝の冷え込みで雪も締まっていてツボ足でも踏み抜くことは殆どありません。徐々に烏帽子岳が近づいてきて樹間に美しい三角錐の山容が見えるのですがカメラに収めることが出来なかったのは残念です。標高1622m地点に来てもまだ登頂意欲は5分5分の気持ちでした。標高1700m地点は雪庇の春設計を行き、最後の山頂への急坂に取りつきます。「ここまで来たら何としてもピークを踏まなければ」と云う思いです。
山頂まで標高差250m「1時間凌げば」と云う思いで急坂の雪渓に取りつきました。軽アイゼンを忘れてきたのが失敗でしたが、気温上昇で雪が緩んでいたのでピッケルを差し込んキックステップ切って一歩一歩登り上げて行きました。
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滑落の危険を感じながらの雪渓でしたが50mほど高度を上げると右側にシラビソ林の尾根が現れました。尾根に移動して滑落の危険を脱して一安心です。もしかしたらこの尾根に夏道が有るのではと思うほどの樹林帯です。
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250mの激坂の雪渓を1時間ほど凌いで、登山口からは5時間掛かって12:10に難関烏帽子岳山頂に着きました。山頂は雪解けが進んでいて笹薮が現れ三角点も顔を出していました。
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山頂の一角が開けていて来し方の尾根や塩尻市方面が一望できました。後方には鉢盛山が見えますが樹林に阻まれていました。
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難山制覇に感動は一入です。ランチ休憩です。
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30分ほどの山頂stayを楽しんだ後は登って来たトレースを拾いながらの下山です。最難関の雪渓取り付き地点は樹間にコースを変えて気に掴まりながら下り切りました。標高1700m地点からは1時間に一度の休憩を挟みながらうんざりするほどの尾根を下って行きました。尾根屈曲点ではGPSで登りのトラックを確認し慎重に道を選びました。登りに5時間掛かっていたので下りは4時間を覚悟していましたが3時間半で義仲公祠の東屋に下りつきました。
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行動時間9時間の烏帽子岳登頂を果たし「今年もなんとかやれそう」な思いを抱いて野俣沢キャンプ場を後にしました。
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「行動時間」
野俣沢キャンプ場7:10~1506m標高点10:00頃~1706m標高点11:00頃~烏帽子岳山頂12:10/12:35~1506m標高点14:30頃~キャンプ場16:05

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