野麦峠スキー場から小鉢盛山 [登山]
野麦峠スキー場のリフト2本を乗り継ぎ標高2100m超のリフト山頂駅から小鉢盛山に登ってきました。2日前に降った新雪が30センチ超えでしたが前日の登山者のスノーシューのトレースが有ってツボ足で往復出来ました。快晴無風のシラビソ林の尾根を樹間に終始御嶽山や乗鞍岳を見ながらの雪山漫歩が楽しめました。
久しぶり対面した御嶽山です。
小鉢盛山の同行は上田市の増田さんです。増田さん、数年前の3月末、山梨県の山仲間と野麦峠スキー場のゲレンデを20キロのザックを担いで登り、小鉢盛山山頂近くで幕営して翌日鉢盛山を踏んだという猛者です。今回の同行はまことに心強い限りです。
青木村の道の駅で合流しR143~R254~R158を走って奈川渡ダムから奈川に走り野麦峠スキー場には2時間半も掛かって9時前の到着となりました。駐車場で登山の支度をしていると9時のリフト運転開始の案内放送が有りました。スキー板を持ってきましたが登山靴やスノーシューをザックに括り付けてのゲレンデ滑走は厳しいので登山スタイルでリフト券売り場に向かいました。リフト2本乗り継いで山頂駅まで行くにはリフト1回券5枚が必要です(1本目のクワッドリフトは3枚・2本目のペアリフトは2枚)が、シニア1日券が1500円と云うことで、「下山後時間と体力に余裕が有ったらスキーも楽しもう」と思いシニア1日券を買いました。結局リフト運転時間を30分遅れでクワッドリフトに乗ることが出来ました。
下山後の撮った写真です。後方右奥が目指す小鉢盛山方面です。
2本目のペアリフトに乗ってリフト山頂駅に着きました。リフト山頂駅すでに標高は2100mを越えています。リフト監視員に情報確認し先行者が単独行者1人いることなどを知り小鉢盛山目指しました。
ゲレンデ脇を50mほど下り樹林帯に先行者のスノーシューのtレースを追います。2日前に30センチを超える新雪が有りましたが昨日の日曜日には鉢森山方面への10数名の登山者が有り、新雪は踏み固められていてツボ足歩行可能です。スノーシューを持ってきた増田さんですが私はワカン持参ですが、けっこく最後までツボ足歩行でした。尾根筋はシラビソ林で快晴無風の絶好のコンデションです。
右前方に鉢盛山が見えました。
ここで小休止です。
小鉢盛山まではもうすぐです。増田さんはザックに括り付けたスノーシューを立ち木に預けました。
小鉢盛山までは小さなアップダウンを2度ほど繰り返して行きます。
尾根の左側にはシラビソ林の樹間に乗鞍岳が見えますがなかなか撮影ポイントが現れません。
リフト山頂駅からは2時間ほどで正午前に小鉢盛山に着きました。
下山は緩んだ雪に何度か足を取られましたが、東側に開けた展望を楽しみながらゆっくりと下り、1時間半ほどでゲレンデに戻ってきました。
チャンピオンコースのゲレンデは急坂で転げ落ちそうです。ここを思いザックを背負って下るには二人とも無理です。登山支度で登ったことが正解でした。
(野麦峠スキー場は7割以上が上・中級車ゲレンデだそうです)
。(野麦峠スキー場は7割以上が上・中級車ゲレンデだそうです)
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