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須坂市の熊窪山 [登山]

2日前の松本市梓川の穴沢山で2020年の登り納をしたつもりですが、年越し寒波襲来で大雪が予想され、この先しばらく里山探訪が出来ないのではと思い、急遽須坂市の熊窪山に登ってきました。

2週間前の雪が膝丈迄あって思いがけずの雪山登山となりましたが、山頂付近のミズナラの樹には熊棚も観られて、それなりの感動の熊窪山ではありました。

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熊窪山の入山口は須坂市から菅平高原への大笹街道の仙仁から細い道に入り、1キロほど先に林道の入口となって獣除けのゲートが有りました。ゲートの先雪道に車が走った轍が見えますが、ゲートの手前の駐車スペースに車を停めました。

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林道を30分ほど歩くと二つ目のゲートが有りその先に熊窪山が見えてきました。それほど高い山でもなく楽勝と思ったのですが・・・。
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林道ゲートの先は轍もなく積雪も増えて少々歩きにくくなりました。駐車場所からは1時間10分かかって10時過ぎに林道が分岐する地点に着きました。
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林道分岐地点の先に送電鉄塔巡視路案内標識が有りスギ林に導いていました。
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スギ林に足を踏み入れましたが積雪で巡視路を追うことが出来ません。地形図を見ながらスギ林を適当に登り上げると送電鉄塔に着きました。「東信新北信」の送電線の鉄塔です。
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スギ林の先に「#54」への案内されていましたが、稜線に出た方が良いと思い、鉄塔から20mほど高い1027mピークに登りました。ピークから先の尾根の南側は積雪量も少なく歩き易いと判断したからです。
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しばらくは快適な尾根歩きが続きましたが、山頂直下は雑木林の急登になりました。
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この辺りになるとカモシカやイノシシ・兎の足跡が千路に乱れていました。カモシカの足跡は30センチほどの積雪の地面まで深く沈んでいるのでありがたく足跡を追わせてもらいました。
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標高差約150mほどの雑木林の急登を1時間以上もかかって山頂稜線に登りつきました。
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ミズナラの樹には熊棚が多く見られました。私は熊棚を認識して見たのはこれが初めてです。
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「熊さんこの付近で冬眠しているのかな~」と少し緊張しました。
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GPSで位置確認すると熊窪山は平坦な山頂稜線を200mほど先のようです。山頂稜線上は積雪深50センチはあり、ここもカモシカの足跡を追って山頂稜線を行きました。
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スパッツを忘れたので靴の中に雪が入って冷たいですが、我慢我慢です。少し高くなった場所が熊窪山山頂でした。結局登って来た尾根は夏道ではないことが分かりました。
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ここにも東北信の里山でよく見る手書きの山名プレートが付けられていました。
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腰を下ろしてランチ休憩を取りたいところですが雪が深く腰を下ろせそうにありません。山頂をカメラに収め往路のトレースを折って下山です。夏道の案内と思われる赤布が反対側に有りましたが、ラッセルを嫌って往路を戻ります。
登りに苦労した急坂の雑木林も雪まみれになりながら一気に下り送電鉄塔でランチ休憩と思いザックを開けるとおにぎりとパンが有りません。車の中に忘れてきたようです。結局給水だけとって送電鉄塔からスギ橋を林道に下りました。
林道を50分ほどかけて駐車地点に戻りました。
これにて2020年のカモシカ永井の山行は締めくくりです。


「行動時間」
林道ゲート8:50~林道分岐・送電鉄塔巡視路入口10:10~「送電鉄塔#55」10:35~山頂稜線11:50~熊窪山12:15/12:20~林道13:30~林道ゲート14:10

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