長野市鬼無里の新倉山 [登山]
長野市戸隠と鬼無里境にある荒倉山の一山新倉山に登ってきました。
登山道の無い山ですが、落葉した明るい尾根道を登りましたが、急登・岩場・痩せ尾根が連続し、里山とは思えない程バリエーション豊かな登山を楽しむことが出来ました。
入山口は善白街道のR406中峰隧道西口で、国道脇に駐車スペースを見つけて車を停めました。中峰隧道脇に分岐する道を50mほど走ると裾花川の出水警報装置と思われる「荷取警報装置」の小さな建物が有りました。ここから山中に取りつきました。
薄い踏み跡追って高度を上げると送電鉄塔に着きました。送電鉄塔からカヤトの中に踏み跡追うと林道に出ました。林道は砕石工場からのもので今も供用されているようで轍もありました。
林道を10数分進むと社殿風の建物が有りました。
社殿の先のスギ林から入山です。上方に尾根が見えます。
急坂のスギ林を駆け上がると落葉して明るい雑木林の尾根に出ました。
尾根上には登山道はなく赤布も下がっていませんがそれとなく人が歩いた形跡が有り、尾根を忠実に上り上げて行きます。
急登・岩場そして痩せ尾根もあり退屈しないどころか緊張させられる所が随所に現れます。落ち葉で足場が滑り手に持った草刈り鎌を最大限に使いながら高度を上げて行きます。
標高900m・1000m1150m地点が小ピークで良い休憩ポイントでした。標高1150m地点に来ると樹間に後立山連峰が見えてきましたがカメラに収めるほどの景色ではありません。
ゆっくりとは言いながらも今の自分には精一杯の脚力を使って、中峰隧道からは2時間40分・林道入山地点からは標高差約500mほどの尾根を2時間掛かって新倉山に登りつきました。
落葉した雑木林に青空が素晴らしいコントラストです。
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