箕輪町の三つ峰と阿智村の網掛山 [登山]
ちょっとしたトラブルが有って2週間ほど山はお休みでした。この時期里山探訪のの好機ではありましたが、信州の里山は丁度マツタケシーズンでもあり、入山できない山も多く、「登山を自粛したのはかえって良かったかもしれない」と、良いように解釈しているところではあります。
トラブルも解決したので予定より1週間遅れで南信州紅葉狩り山行に出かけてきました。今年4回目の南信州遠征ですが、今回は阿智村・飯田市の里山巡りです。
南信州の紅葉は今がたけなわですが、箕輪町の紅葉の名所箕輪ダム湖のもみじ湖の紅葉を見て旅の始まりです。
【三つ峰】
遠征第一日目は箕輪町の三つ峰です。伊那市高遠町の藤沢から箕輪町のもみじ湖に通じる林道を松尾峠の先から分岐する林道支線に入って1キロほど走ると小さな峠に着きました。ここが三つ峰への入山場所です。
峠から作業道を歩いて最後は笹薮を突破して尾根に登り上げるとしっかりした踏み跡が有り、前衛のピークに着きました。ここが三つ峰の山頂のようです。
三角点は山頂から50mほど先のピークにありました。
下山は尾根上の踏み跡を追って入山地点に戻りました。往復30分の三つ峰ではありました。
三つ峰からは箕輪ダム湖のもみじ湖に下りましたが紅葉の名所も終盤を迎えていました。
もみじ湖付近を少し散策した後は飯田市から網掛山を目指して阿智村に走りました。
【網掛山】
阿智7サミッツに数えられる網掛山は今年のお盆休暇の時も出かけましたが、入山場所の大平神社でムスコが気乗り薄なので登山を諦めた山です。
大平神社から東山古道に入り獣除けゲートを開けて1キロほど走ると車道終点となっていて2台くらいの駐車スペースが有り車を停めました。
入山口です。
古代東山道は遊歩道として行く整備されていました。入山口からすぐ先の道標には網掛峠まで0.4キロの表示です。
20分ほどで網掛討議に着きました。
古代東山道は神坂峠から信濃に入る古道で神坂峠から網掛峠付近を「信濃坂」と呼ばれていた峻嶮の峠道であったと云うような記載が有りました。
峠からもよく整備された遊歩道を歩いて入山口から45分ほどで阿智7サミッツの網掛山山頂に着きました。
山頂の一角には古代文字で「あみかけやま」と書かれた標識も立っていました。
山頂で軽食を摂った後は往路をゆっくりと戻りました。
網掛山登り45分・下り30分のお手軽登山の山です。
網掛山からはまだ時間がたっぷりあるので飯田市の山本にある三ツ山と二ツ山に寄ってみることにしました。
【三ツ山】
R153の二ツ山信号から二ツ山団地方面に入りアイバックスと云う工場の敷地奥に車を付けスマホで位置確認した後適当に入山しました。適当に高見を目指し15分ほどで最高点に着きましたが三角点が見当たりません。付近の樹木に見慣れた激藪氏の赤テープが巻かれていてここが三ツ山山頂と特定しました。
下りはそれとなく踏み跡を追って駐車地点に戻りました。三ツ山は往復30分の小さな山でした。
【二ツ山】
三ツ山からR153を隔てて反対側にあるのが二ツ山です。入山口が分からず麓を車でゆっくり走っていると山神社の鳥居が有り脇に道が山中に入っていたのでその道に入ってみました。
遊歩道として整備された道を30分ほど歩くとピークに着きその先の二つ目のピークに三角点が有りました。
二つのピークの間には石仏が有りました。
二ツ山は山神社から登り30分・下り25分のお手軽里山です。
南信州紅葉狩り山行初日は予定より多い4山の山頂を踏みました。阿智村に戻って昼神温泉の日帰り温泉で入浴しようと思いましたが、駐車場が満杯状態であったので入浴を諦めて、明日予定の高鳥屋山の登山口の清内路古道の山中に入って車中泊しました。
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