安曇野市の浅川山

安曇野市の北Alps前衛の浅川山に登ってきました。古刹栗尾山満願寺奥に延びる北沢林道を10キロ超、浅川山直近まで走って、わずかな時間笹薮漕ぎで山頂の三角点を踏みました。麓に下った後は蓮の花咲く室山池の室山三角点と梓川村の金松寺から北条城址の城山にも登ってきました。
浅川山は地元に住む山の猛女、「山猫ま～こ」さんにご一緒していただきました。

安曇野市の林道北沢線は林道中房線が開通する前までは満願寺から大峠を越えて中房温泉へのアクセスとして利用されていた林道です。かし今は大峠付近から先の中房温泉側が崩落などで通行不能になっていて廃道状態です。浅川山に登ろうと計画したときにその存在を知りました。安曇野市のホームページで通行可能なことを知り、台風シーズン到来で倒木・落石などで通行止めになる前に北沢林道の途中にある浅川山を登ることにしました。以前から浅川山に登る時は地元に住む「山猫ま～こ」さんをお誘いすることを約束していました。ま～こさんに声かけると二つ返事でOKです。
安曇野市のアートミュージアムで合流し付近にできた日帰り入浴施設の大きな駐車場に車を停めました。ここは燕岳登山者の駐車指定場所で連絡バスの停車場所でもあります。

満願寺への道に走り、満願寺から奥に延びる北沢林道に入りました。安曇野市のホームページでは北沢林道総延長28キロ全線通行可能となっていました。

林道に入るとサルの群れが跋扈していました。林道起点の「水子地蔵神霊園」です。

林道は舗装道路が続き小さな枝や落ち葉が散乱しますが落石もなく快適に走ることが出来ます。28期ロン¥も走るのかと思いながらぐんぐん高度を上げて行くと林道最高点付近に着き舗装道路終点になっていました。車を停めてGPSで位置確認すると浅川山を通り過ぎていました。林道を約2キロほど戻って林道がヘアピンカーブする場所に浅川山から派生する尾根を特定できて車を停めました。

白樺の幼木の上方に尾根が見えます。

笹薮を掻き分けて尾根に登りつき少し進むと赤布が下がり踏み跡が現れました。

駐車場所からは15分ほどで笹薮の中の浅川山に着きました。

三角点付近は笹が刈り払われていたので登りに来る者がいることが分かりました。

藪の中に腰を下ろしてしばし休憩です。虫が煩いので往路を戻りましたが、途中から林道に直接下る赤布を追って林道に下りました。

北沢林道は起点から浅川山直近まで約12キロほどの距離でしたが、危険な個所はなくすれ違う車もなく快適に走ることが出来ました。紅葉シーズンにはお勧めのスポットかと思います。