南信州の里山探訪2-3 [登山]
南信州の里山探訪第2弾3日目は阿南町上和合の長根山からです。
前夜は和合から浪合に抜ける県道脇で車中泊し、早朝上和合に向かいました。数軒の民家の有る上和合に着くと「住めば都ここがいちばん」と云う小さな看板が道路脇に立っていました。
まだ芽吹き前の長根山です。
【長根山】
入山口の林道は上和合の集落の先にあり迷うことなく林道に入りました。住民のいないと思われる民家の先の砂利道の林道を1キロほど走ると落石などで荒れた進入不可能の状態になりました。幸い付近に駐車余地が有りここに車を停めました。軽荷を背負って出発です。
荒れた林道を10分ほど進むと終点ですが入山場所がはっきりせず行きつ戻りつしました。右側の尾根に適当に登り上げ尾根上を進むと赤布の下がる道に合流し正規登山道に合わさったようです。その先にはしっかりと登山道ともいえる道が続いていました。急登の尾根を直登する登山道で一気に汗を絞られます。
途中からは急登の尾根を巻くようになり、落葉で隠された薄い踏み跡を追ってトラバース気味に進んで勾配の緩いスギ林の尾根を登るようになりました。尾根を登りきると中間点で前方に長根山が見えてきました。(山頂はこの奥)
前日の疲労が抜けきれずペースは上がりませんが歩数数えながらゆっくりと歩き、駐車場所からは2時間ほどで長根山山頂に着きました。
下山は急坂の尾根尾一気に下り1時間で林道に下りつきました。
「行動時間」
林道駐車地点5:45~尾根入山6:00~中間点~長根山7:35/8:00~林道9:00~駐車地点9:05
長根山を下りて上和合から和合の中心部に戻り、大沢林道に入りました。目標は八尺山です。
【八尺山(はっちゃくやま)】
八尺山は国土地理院地図にも「はっちゃくやま」とルビがふって有るユニーク山名の山です。根とで調べると山頂付近まで車道が延びているようですが、和合の林道起点から約5キロほど走ると舗装道路の終点でした。春先のいままだ林道整備されていないと判断し数キロ歩くことを覚悟して舗装道路終点の先に車を停めました。これが正解で、林道は車が走れるほどでしたが2駆の私の車では走行不能になるようなところもありました。
駐車地点から50分3キロほど先に八尺山方面に入る林道分岐地点に来ました。
八尺山に続く林道も車走行に問題ないほどしっかりした路面状態でした。八尺山に近づくころになるとなんと最近舗装されたばかりの道になりました。年度予算消化のためでしょうかね。その距離凡そ数百メートルです。ここを舗装するなら大沢林道の舗装を急げばよいのにと思いました。
林道は殆ど八尺山山頂直下まで続いていて峠を下っていました。
峠には駐車スペースもあってはちしゃくやまさんちょうまでは2~3分の距離でした。
八尺山を踏んだ後は往路を戻り途中でランチ休憩の後駐車地点に戻りました。
「行動時間」
大沢林道舗装道路終点付近駐車9:45~八尺山林道分岐10:35~八尺山11:20/11:30~林道分岐12:05~駐車地点12:45
大沢林道を和合に戻って和知野川を渡って新野・売木村方面に向かう山道に入り、15分ほど走って峠に来ました。峠からは西峰山への林道に入りました。
【西峰山】
西峰山への林道は一部舗装された区間もありますが。ひどく荒れていてパンクしないかとひやひやの運転でした。別荘開発と思われる区画割され、名札が立つた林の中を進むとカーナビに西峰山が現れました。
林道脇に車を停めてスマホのGPSを見ながら苦も無く西峰山に立つことが出来ました。
付近には配水設備と思われるコンクリートの構造物もあり山頂には朽ちた鉄製の展望台も立っていました。
別荘開発に失敗した西峰山であったことを実感しながら林道を慎重に峠まで戻りました。
「行動時間」
林道駐車地点から往復13:50~14;10
峠からは田代集落方面の走り集落の先に延びる道から上黒田山を目指します。
【上黒田山】
上黒田山中々位置特定できなく車道を行きつ戻りつした後、GPSで上黒田山の位置確認し道路脇に車を停めました。上黒田山方面に延びる林道は入り口がチェーン規制されていました。下り勾配の林道を10分ほど進んで送電鉄塔の十ん城に入りました。巡視路から先には道はありませんが藪の無いヒノキ林を一登りで上黒田山山頂に着きました。
崩壊地の三角点はもうすぐ崩れ落ちそうな場所にありました。
上黒田山からは田代集落の戻り峠からはうるぎ川方面に下り、翌日の予定の大津山の入山口を確認し、小さな酒屋でビールを買って、雷雨の降る中売木川河畔の駐車余地でビールとお酒を飲み自炊して車中泊です。
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