南信州の里山探訪2 [登山]
新型コロナウイルス感染拡大防止で緊急事態宣言が発出されました。長野県内でも感染が広がり、三密を避け不要の外出自粛が叫ばれています。遭難リスクの小さな里山登山くらいは許容範囲と自己判断し、3月に続いて今年2回目の南信州里山探訪に出かけてきました。
昨年秋から始めた信州の里山巡り、新緑のシーズンは藪も芽吹き、ダニやヤマビルの発生などで里山登山のオフシーズンの始まりです。少々後ろめたさもありますが、「信州の里山全山登頂」の目標達成のためには、言いたくないが老境の私には時間がそれほどありません。やむに已まれぬ思いでの飯田市以南の下伊那への遠征です。
初日は一気に下伊那まで走るのは長距離すぎるので、伊那市高遠の三界山に登りました。
【三界山(みつがいさん)】
高遠の三界山は旧伊那市と高遠町長谷村境にある山で山名が付けられた山です。伊那エースカントリーのゴルフ場から登りました。
登山口はゴルフ場の打ちっぱなし練習場の先にあり、しっかりした案内看板が有り、登山道が続いていましたが、沢筋の道なき雑木林を直登して稜線に登り登山道に合流しました。
登山口です。
稜線に登り正規登山道に合流。
快適トレイルが続く。
登山口からは1時間半ほどで山頂に着きました。
山頂は広く一角にはベンチも設けられた展望台もあり、市民憩いの森であることが分かりました。展望台からは仙丈ケ岳・東駒ケ岳が望まれました。
中央アルプスも見えますが、樹林に阻まれていました。山頂で一息入れた後往路を下山しました。
「行動時間」
伊那エースカントリーの先登山口10:00~沢筋直登~尾根登山道10:40~山頂11:05/11:25~登山口12:10
三界山からはすぐ近くにある小さな山高尾山に向かいました。
【高尾山】
高遠町上山田のある丘のような小さな山です。カーナビを高尾山にセットすると越道と云う小さな集落に着きました。入山口は見当たりませんが獣除けの電気柵が針目ぐされているので電気柵沿いに歩いてゲートを開けて中に入ると古い神社が立っていました。神社の後方に延びる薄い踏み跡追って尾根に登るとしっかりした登山道に合流しました。尾根を15分ほどで高尾山山頂です。
三角点脇には一部毀損した石仏が3体ほどありました。高尾山は各地にありますが高尾山信仰と云うものがあるのだろうかと興味がわきました。
高尾山を下りた後は主目的の南信州へ走りました。飯田からR151を走って下條村には高遠からは2時間の行程です。下条の道の駅で一息入れてまだ時間も早いので芦畑山に向かいました。
【芦畑山】
芦畑山は飯田カントリーの山です。カーナビ任せに走るとゴルフ場の管理道路のような道を走って山頂付近まで入りました。
陽が長くなったこの時期まだまだいけそうです。
山頂直下まで林道が延びる下條村の庄田山を目指しました。
山頂直下まで林道が延びる下條村の庄田山を目指しました。
【庄田山】
庄田山新井集落の後方にある新井展望台の奥にあります。一度道間違いしましたが何とか新井展望公園まで来ました。大型連休を前に下條村の役場職員が展望公園の閉鎖作業をしていました。
職員に庄田山に登りに来たことを告げ後方の林道に入りました。林道は狭いながらの舗装されていて安心して走ることが出来10分ほどで終点まで入りました。林道終点は殆ど尾根上迄高度を上げていて、尾根上の登山道をアカヤシオを見ながら行きます。
下條村中心地に戻ってコンビニでビールと食料調達のあと、明日登山の汗馬山の登山口入登山神社に向かいました。入登山神社に着くころは雷雨が激しかったですが長距離運転と登山の疲れでビールと2合のお酒を飲み夕食を摂ると一気の睡魔に襲われました。
入登山神社の一晩は広い駐車場ひとり占めでした。
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