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愛知県境の八嶽山と袖山 [登山]

南信州里山探訪2日目は愛知県境の八嶽山と袖山に登りました。当初は長野県側の坂部の冬祭りで知られる天龍村坂部からの登山を計画していましたが林道の路面状態不良で、已む無く愛知県豊根村富山の熊野神社から八嶽山に登り東又峠から袖山までの県境稜線を追いう服してきました。
県境稜線上から見る眼下の佐久間湖と奥三河の重畳たる山並みです。

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前日は天龍村の山中を走って東又峠に続く林道に入ってみましたが落石多くパンクをしたら大変と思い、愛知県富山からの登山に変更しました。県境の山とは言え長野県側からは殆ど登られていない八嶽山ですが、奥三河名山として愛知県側からはよく登られているようです。前日村内某所で車中泊して早朝登山口の熊野神社に車を付けました、山村留学のセンターに駐車させていただき、6時過ぎに熊野神社を出発です。

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神社の鳥居をくぐり朽ちた社殿に手を合わせ登山道に入りました。予期した通りよく整備された登山道で山頂まで18番の番号札もついていました。30分ほど歩いて杉林にトラバースする場所を見落として急傾斜の尾根を一気に駆け上がり大汗かくところもありました。尾根を歩いて正規登山道に合わせ頭をかきました。同じようなことをする登山者が多いのか踏み跡が有りました。
その後登山道はスギやヒノキの林の中緩急を繰り返し高度を上げて行きます。このところ脚力の衰えと心配能力の劣化で何度か登山道に腰を下ろしながら歩きました。コースタイム2時間20分の八嶽山山頂には3時間かけて登りつきました。3時間かかったけれど焦りはなく、これが今の自分の脚力と思っています。
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山頂脇には電波反射塔と展望櫓が立っていましたが風が強うので県境尾根を数分下って風除けの場所で朝食タイムをとりました。
登山道は県境尾根にも続いていて東又峠経由の周回の遊歩道として整備されていたようですが、東又峠のコースは登山道崩壊で通行できないようです。
県境トレイルは長野県側はヒノキ林が続き愛知県側は展望が開けていて明るいトレイルです。
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東又峠と云う標識は2か所ありました。最初の東又峠の長野県側には林業作業員の小屋も立っていて、富山に下る東又コースにはロープが張られて通行禁止措置が取られていました。二つ目の標識の東又峠が地図上の峠でここには天龍村からの林道が延びていました。
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東又峠からはヒノキ林の中の急登を直登して尾根に登り、雑木林の尾根上を15分ほど歩いて袖山山頂に着きました。袖山には三角点が有りません。
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袖山の先には富山村内に下る道もあるようでした。長野県最南端の県境稜線です。
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袖山山頂で20分ほどランチ休憩をとり往路を戻りました。東又峠直前で道を間違えて少々ロスしましたが、正規コースに戻って八嶽山の展望台で一休みです。
眼下に広がる佐久間湖ですが全容が見えないのが残念です。
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八嶽山までは登りに3時間もかかってしまいましたが下りは1時間40分で熊野神社に下りつくことが出来ました。

「行動時間」
熊野神社6:20~八嶽山9:05/9:45~東又峠10:15~袖山11:10/11:30~東又峠12:20~八嶽山13:10~熊野神社14:50
熊野神社から富山の交番により食料調達の手段を尋ねると「豊根村の中心部に行ってもスーパーもコンビニもない週1回飯田か阿南町まで買い出しに出かけている」という事でした。まさに豊根村愛知県の秘境と云う場所であることを知りました。
天竜川の右岸県道1号線から対岸のJR飯田線の「秘境の駅中井侍」を見ることが出来ました。
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天龍村の平岡まで走ってビールを調達の後天竜川に架かる水神橋の袂の駐車場所で車中泊しました。

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