飯縄山は笠山経由で下山

2日前に誕生日登山を予定していましたがあいにくの雨で中止しました。2日後に予定の飯綱山に登りこの時期限定の笠山を回って下山しました。下山後は付近にある小さな里山大頭山（おおつもりやま）も薄い藪を漕いで山頂を踏んできました。

バードラインの一ノ鳥居苑池の駐車場には8時過ぎに着きました。広い駐車場にはほとんど車が停まっていません。軽荷のザック担いで登山道標識に従って出発です。10分ほど阿qるくと登山道入口に着きました。登山道入口前にも10台くらい停められる駐車スペースが有って4台の車が停まっていましたが、付近には「この付近駐車禁止toiletもある一ノ鳥居苑池を利用してください」の看板がいくつか立っていました。登山道に入りすぐに飯縄神社一ノ鳥居跡に着きました。ここからが本格的南登山道に入ります。

登山道は樹林帯を緩く登って行き快適トレイルが続き、残雪もほとんどありません。今日の主目的は個の登山道の左側にある笠山です。笠山に分岐する道を探しながら進み、踏み跡らしきを見つけては少し藪に突っ込みますが笠山に続く夏道はありません。やがて登山道に残雪が現れますが踏み抜きも心配ないほど締まった残雪です。

残雪上を暫く進むとすでに山頂踏んだと思われる単独の登山者が下ってきました。挨拶して笠山に登りに来たことを伝えると地元の飯綱山の主とも思える方で笠山の標高から西登山道から笠山に下る道などの情報をしっかりと教えていただきました。結局南登山道からカサヤマに直登する道がないことを知り、飯縄山山頂に登り西登山道から笠山に回ることを決めました。

駒つなぎからは傾斜が増して登山道も氷結状態です。ワカンをザックに括り付けてきましたがアイゼンは持ってきません。何度か足を滑らせながら高度を上げて行きます。やがて稜線に登りつき西登山道との分岐です。分岐～飯綱神社の立つ飯綱山南峰には一ノ鳥居の南登山道入口からはジャスト2時間で登りつきました。

晴れてはいますが、すっきりとした天気ではありません。

ここで引き返そうと思いましたが、せっかくの飯綱山やはり山頂を踏むことにしました。10分ほどで飯綱山北峰の山頂に着きました。先行していた4人が写真を撮っているところでした。

高妻山や妙高山も姿を見せていますがガスり気味です。山頂をカメラに収めおにぎりを一つ頬張って山頂を後にしました。

南峰から少し下って一ノ鳥居・戸隠中社への分岐を駐車への西登山道に入りました。こちらにもトレースが有り道迷いの心配はありません。眼下に笠山を望める付近まで来て笠山に下る尾根に入りました。樹林帯を適当に下って行きますが目の前に笠山を見ながらですから迷うことはありません。雪が緩んで何度か踏み抜きしますがワカンを付けるほどではありませんでした。鞍部からわずかに登り返して広い笠山山頂に下りつきました。

三角点は雪の下でしたが樹木に山頂プレートが付いていました。表登山道を登る時に会った地元の方が付けてというプレートです。

枯れ木に腰を下ろしてランチ休憩をとった後藪山に突っ込みました。地元の方がテープを付けてあるという事でしたが、テープは見当たりません。灌木の薄い藪の尾根を下って行きました。

尾根の最後は赤テープが付けられていて忠実に追いました。林道に下って林道を一ノ鳥居跡に着きました。

登山口からは車道を10分ほど歩いて一ノ鳥居苑池の駐車場に戻りました。登り2時間20分下りには笠山周りで2時間30分、往復5時間のバースデイ登山の飯縄山でした。

「行動時間」

2020年3月12日

一ノ鳥居苑地駐車場８：２５～南登山道入口８：３５～駒つなぎ９：４０～飯綱山南峰１０：３０～飯縄山１０：４０/１０：５０～西登山道笠山尾根11：3５～笠山12：05～一ノ鳥居跡１３：１５～駐車場１３：３０

【大頭山（おおつむりやま）】

」下山後は付近にある大頭山も登りました。一ノ鳥居苑地の駐車場からはバードラインを長野Countryのフェンス際を７００ｍ走って左折する舗装道路に入って右側にこんもりとした高見が見えます。道路脇に車を停めて薄い藪山に入りました。

10分ほどで最高点に着きましたが山頂標識も三角点も見当たりません。スマホのGPS、Geographicaで山頂を確認しました。付近の樹木には赤布が下がっていました。

三角点探しに10分ほどかかりましたが、見つからないので山頂をカメラに収め林道に戻りました。

「行動時間」

林道駐車場所１３：４０～大頭山１３：５０/１４：００～駐車場所１４：１０