伊東市の大室山と十国峠

天城山・遠笠山を下りて時間もたっぷりあるので伊東市の大室山に登ることにしました。そして伊豆半島山行最後は十国峠に寄ってみました。

【大室山】

大室山は火山跡の山で全山カヤトに覆われた山です。毎年2月には全山カヤトが焼き払われるそうです。

以前は山頂まで登山道が有ったようですが洗堀で山が荒れてしまい、今はリフト利用以外は登山禁止の山です。リフトで7分山上に着きました。

御鉢を時計回りに回ることにしました。軽装の観光客が大勢歩いていますが中国人も多く見受けられます。

御鉢の遊歩道はやはり洗堀防止のためかコンクリート舗装されています。ゆっくり歩いてリフトから反対側の三角点の有る最高点に着きました。先ほど登って来た遠笠山が目の前です。

20分ほどで御鉢を周回してリフトで下山しました。

【十国峠（日金山）】

伊豆の山巡りを終えて伊豆スカイラインを熱海峠まで走りました。半世紀も前に来たこともある十国峠に回ってみました。十国峠山の名前は日金山（ヒガネサン）で静岡百山に数えられています。

夕暮れ迫る中１６：２０のケーブルカーで3分、十国峠に立ちました。富士山の前衛愛鷹山に雲がかかり、秀麗富士山を見ることが出来なかったのが残念です。

山頂はコンクリートで覆われていてとても山頂とは思えません。三角点もないそうです。

夕暮れの付近の山々をカメラに収めました。

10分ほど滞頂して１６：３５のケーブルカーで十国峠を後にしました。

伊豆大島・利島そして伊豆半島の山巡りを終えて翌朝の晴れるのを期待して山中湖畔に向かいましたが、麓の小山町の道の駅で車中泊しました。