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八坂の城山と生坂の金戸山 [登山]

犀川べりの里山巡り、信州新町から大町市の旧八坂村に入り雷電城跡の城山を目指しました。城山を下りた後は生坂村の山清路の金戸山に登りました。金戸山もまた金戸山城跡の山城の山です。

この付近にはいくつかの山城が有り興味は尽きません。

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【城山 (八坂村雷電城址)】

R19八坂村から山中に入る道に入ったが、大姥山に近い道で城山への道ではなく、山中をうろうろしながら小菅集落に下っていました。小菅から旧八坂村の中心部に向かう途中に笹尾方面へ分岐する道案内が有り、これに入って最高点付近の峠まで進むと城山の有る土袋への道路が分岐していました。狭い道ながら舗装された道路を進むと廃屋が見えました。そして「地滑り地区」の看板が有り土袋であることが分かりました。城山を撒くような道を進み、尾根が交わる地点に赤布が下がり城山への登山道であることが分かりました。Geogurphikaで確認すると城山からは少し離れているので、北道を戻って山頂から一番近い地点の尾根を登ることにしました。

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尾根の取り付きには朽ちた祠が有るのでここが正規登山道かとも思いましたが、尾根には道はなく疎林の中を直登しました。
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15分ほど雑木林の尾根を直登すると踏み跡に出て入山から20分ほどで城山山頂に着きました。山城跡をうかがえる丸い山頂です。
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廓跡と思える山頂には祠が立っていました。
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下山後八坂の城山で検索すると「雷電城」と云うユニークな名前の山城跡で有ることを知りました。下山は適当に下りましたが最初に見た尾根の入山口からはしっかりした登山道があると思われました。
廃集落の土袋から峠の分岐に戻り、R19への道を下ると神社脇に出てR19に出ました。2時間ほど前に入った道より2キロほど上流側で、城山は登山口探しに時間をとられた思いです。

【金戸山】
八坂の城山から下りてR19山清路から大町への道に入って1キロほど走ると金戸山の登山口諏訪神社が有りました。神社の案内看板を見ると巡礼の道として山頂の百体観音の石像群に続いているようです。金戸山と書いて「カネトコ山」と読むのも意味深です。
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諏訪神社の裏手から始まる巡礼道入口には山頂まで1350mの標識が有り山頂まで200mおきに道標が付いていて、観光資源に乏しい生坂村が大切にしていることが分かりました。
遊歩道は緩く登って行き途中「石仏・トロロ」という場所で金戸山直登の道に迷い込み藪山をしばし格闘するハプニングもありましたが、神社から50分ほどで金戸山山頂に着きました。
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金戸山も山城跡で金戸山城の案内看板が有りました。
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山頂付近は百体観音の石像群で沢山の石仏を見ることが出来ました。
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百体観音像を見学し往路を走るように下りました。金戸山などは初めて知った山ですが、歴史を刻む山であることを知り目からうろこの思いで山清路を後にしました。差切峡からの近道は工事中でR19久銘次橋周りで帰宅しました。
生坂村の金戸山観光案内はここ
「行動時間」
2020年1月21日
諏訪神社登山口13:20~金戸山14:10~神社14:50

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