SSブログ

信州新町の里山探訪 [登山]

今年は国土地理院地図に載る長野県の山を精力的に登ろうと思っています。北・中・南Alps、乗鞍岳・御嶽の山々を除く長野県の市町村別の山を拾い上げてみると640山(峰)以上を数えます。そのうち登頂済みは300山ほどで、残りの300山ほどが「カモシカ永井」これからの登山の楽しみです。

昨日に続いての近場の未踏の山々を歩いてきました。長野市信州新町の飯綱山・五百山・飯縄山と篠ノ井の茶臼山です。

DSC_1998.jpg
【飯綱山】

長野県の北信には飯綱山・飯縄山と呼ばれる山がいくつかありますが、ご本家は長野市と飯綱町にある飯綱山だと思いますが、この山も飯縄山と表記されています。何か意味があるのでしょうか興味のあるところです。信州新町の飯綱山はR19信州新町の道の駅の前を山中に入り最初の集落水内から農道を進み安用道路を最高点付近まで詰めて右に分岐する狭い道路の先、こんもりした雑木林の中に三角点が有りました。


DSC_1992.jpg
DSC_1991.jpg
付近は耕作放棄された畑が有り開けた場所からは虫倉山が見えました。
DSC_1993.jpg
実はここに来るまでが大変でした。安用道路を最高点を過ぎて少し下りスマホのGeograpicaで飯綱山を探し通り過ぎたことを知り最高点まで戻りました。最高点には古びた神社が有り、ここが飯綱山三兆課と思ったのですが、GPSで確認したところ違いました。
DSC_1989.jpg
道路の反対側に高見が見えるので、それが飯綱山と思い杉林を10分ほど歩いてピークに着きました。電波反射等がある峰ですが、三角点も山頂標識もないピークでした。
DSC_1990.jpg
車に戻ってスマホで再度飯綱山を確認して山頂とは思えない飯綱山を探し当てることが出来ました。駐車場所からは20分もかからずに往復出来た飯綱山ですが、山探しに1時間近くかかってしまいました。


【五百山】
五百山への道はR19の信州新町中心部の信号を信州新町小学校への道に入り、小学校の脇を抜けて山中に入る細い道路を進み、展望が開けた最高点付近に駐車スペースが有りました。ここに車を停めてGeographicaでご百山を確認して山中に入りました。後方の高みに三角点を探しましたが、さらに道路を200mほど進んだところに山頂があることが分かり、車に戻って峠と思われる場所まで移動し、藪を漕ぎながら小さなピークに五百山の三角点を探し当てることが出来ました。子の山頂にも山名プレートはありません。下草が刈れたこの時期に来るのが一番の五百山でした。
DSC_1995.jpg
DSC_1996.jpg
五百山からは稜線上に続く舗装道路を走ってみましたが、初めて知る信州新町の山で所どころに民家が有り、まさに目からうろこの状態でした。道路は結局R19の穂刈橋に下っていました。
【飯綱山】
飯縄山は信州新町信級地区の山です。信級村は昭和30年ころまでは更級郡に数えられていた村ですが、信州新町に合併して消えた村です。私も更級郡村上村出身ですから、今は消えた更級郡に郷愁があるというものです。
R19の川口橋から大町方面への道に入り、信級地区に入り案内看板に導かれて柳久保池への峠道を超えて行きました。峠を下るとR19日野橋から置原集落を経て信州新町山穂刈への道に合わさっていました。柳久保池分岐を分けて入奈良尾への細い道に入りました。ここもGeographicaで位置確認しながら飯縄山を特定しました。入奈良尾の分岐に車を停め、廃屋の脇を抜けて耕作跡地のスギ林に入り、山頂に続く作業道を歩いて廃屋からは20分ほどで飯縄山山頂に着きました。
DSC_2000.jpg
DSC_1997.jpg
三角点の脇のカラマツの幹に手書きの真新しい山名プレートが付けられて有り、私以外にもこんな山を探し求める物好き山好き野郎がいることを知り、にんまりとしたものです。
DSC_1998.jpg
山頂の一角には古い祠が有り、入奈良尾の鎮守の森であったことが伺えました。
DSC_2001.jpg
駐車場所に下って入奈良尾の廃集落を見ました。この地を捨ててもう何年たつのでしょうか?右後方のこんもりしたスギ林が飯縄山です。
DSC_2002.jpg
こんな場所が急更級郡にあったのかと嬉しくもあり切なくもありの伸び品村飯縄山でした。入奈良尾からは狭い道をスリップに気をつけながら下って柳久保池に回ってみました。数軒の民家の先にある柳久保池、暖冬のせいかまだ氷結しておらず、2人の釣り師が釣り糸を垂れていました。この先に未登頂の天狗山があるのですが、天狗山は次回の楽しみとして信級を後にしてR19日原に下りました。日原村もその昔は信級村と同様更級郡の村でした。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント