松本市四賀の傘山と刈谷原城山 [登山]
上田市の山友水沼さん・増田さんとの「山人の会(さんにんの会)」の新年初登りは松本市四賀の小さな里山傘山と刈谷原城山に登りました。今年は「山人の会」での信州の里山巡りの機会が増えそうです。
傘山はR143召田から山中への道に入り小胡桃集落終点に入り、道なき雑木林とマツ林を直登しました。
増改築されて素晴らしい施設が並ぶ「道の駅・青木」に8時半集合し、4駆の増田さんの車を私が運転して出発です。普段の年なら青木峠には雪が有り慎重運転を強いられる所ですが、今年は路肩に少し雪が残るものの路面は融雪剤で濡れてはいるものの、快適に走行できました。峠のトンネルを抜けてちくほ玖村に入っても路面氷結はなく召田まで走れました。召田の信号を左折し山中へ延びる道を走って終点の小胡桃集落の最終民家まで入りました。民家の手前の空き地に車を停めて出発です。
獣除けのゲートを開けて沢筋を行き砂防堰堤を超えました。地形図ではこの先に道が記載されていましたが、どこを探して揉みチラシ紀道は見当たりません。3人でスマホで位置確認の後、カラマツ林の中を尾根を目指して直登することにしました。幸いこの時期葉っぱを落としたカラマツ林で見通しも良く、倒木はあるものの足場も問題ありません。
いったん高見に登り上げてさらにスマホでルート確認し上段の尾根に見える送電鉄塔目指しました。ケモノ道の錯綜する中を雑木に掴まりながら送電鉄塔まで上り上げました。道なきカラマツ林を1時間少々のアルバイトで送電鉄塔のある尾根に登りつきました。
尾根上には送電鉄塔の巡視路かもしれない顕著な道が有りました。
マツタケ山でとてもよく整備された中の尾根道を傘山方面に10分ほどで保福寺方面から登って来た傘山林道に合わさりました。
林道合流地点からはアカマツ林を傘山山頂目指しここもアカマツ林を直登しました。ここも15分ほどのアルバイトです。入山口からは1時間30分ほどで傘山山頂に登りつきました。
樹間に常念岳などの北Alpsも望まれますが常念岳には雲がかかりそれほど良い展望とは言えません。軽食取りながらしばし休憩の後山頂を後にしました。
下山前に記念の一枚です。
山頂の一角には御嶽神社の小さな祠もあり手を合わせました。
下山は山頂に続いていた送電鉄塔からの道を下り、トラバース気味に林道に下り立ちました。尾根道を上り上げた送電鉄塔まで戻りその先に続く巡視路を追いましたが、途中で道が消えていて結局小胡桃集落に下る尾根を強引に下りました。落ち葉に隠されながらも下った道が正規登山道であったかもしれません。カラマツ林・赤松林の中道なき道を上り下りした傘山は、山人の会にとって思い出深い山になりました。
「行動時間」
小胡桃集落最終民家9:15~尾根送電鉄塔10:20~林道合流地点10:30~傘山10:45/11:00~入山口12:05
傘山を下りた後は集落の空き地に腰を下ろしてランチ休憩取りました。ランチ休憩の後刈谷原城山目指して刈谷原峠に走りました。
R143刈谷原トンネルの手前から地道に入り北國西街道の刈谷原峠に着きました。
城山迄の道は草木の被さる鬱陶しい道が続きましたが、15分ほどで城山山頂に着きました。
山城に興味を持つ水沼さんと道なき山を好む増田さんと今年も元気に始動できて光栄です。琴氏は山人の会で信州の里山・山城跡の探訪を続けたいと思っています。
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