高山村の紫子萩山 [登山]
長野県下高井郡高山村に「柴子萩山(シネハギヤマ)」と云うユニークで詩的な山名を持つ山があります。山名の由来はわかりませんが、その名前を知った時からいつかは登りたいと思っていた山です。1100mの低山ですが、登山道はなく笹に埋もれた作業道を歩いて山頂に着きました。
高山村黒部の集落最奥に山中に延びる道路があり、獣除けのゲートを開けて100mほど進むと柴子萩林道入り口です。幅員6mの舗装道路が約2キロほど伸びていて、終点の先にも未舗装の林道が続いていました。中部電力の送電鉄塔#85に車をつけました。
鉄塔から先にも林道は続いていました。
林道を15分ほど歩いて最高点付近に来ましたが尾根に上がる道はありません。藪の薄い所を選んで尾根に上がりました。
尾根上には薄いながらも踏み跡があり、急坂を上り切って笹の被さる山頂に着きました。
(下山時撮影)
笹薮の中に三角点と祠がありました。
名前のわりに展望もあまりよくない山頂ですが、一息入れて山頂を後にしました。
山頂を下ると単独の若者が登ってきてお互い驚きです。「これから明覚山まで回る」という健脚の若者でした。「まさかこんな山に登る人がいるとは」と同じ思いでした。
写真を撮ってもらいました。
コメント 0