佐久市の閼伽流山 [登山]
佐久市香坂にあるユニークな山名「閼伽流山(アカルサン)」に登ってきました。上信越自動車道閼伽流山トンネルの山ですが、サンスクリット語で「清い水の染み出すところ」という意味のある山だそうです。大岩壁の下には千手観音堂や百体観音などがあり、以前は佐久地方を代表する信仰の山だったそうですが今はあまり登られていないようです。
午前中は平尾富士に登り、閼伽流山の登山口には正午過ぎの到着になりました。
落ち葉踏み踏み参道を歩きます。
途中には句碑や、この地を治めた香坂高宗の記念石碑などが立っていました。参道を30分ほど歩いて岩壁の下に着きました。「閼伽流城跡」への道が分かれていました。
途中には句碑や、この地を治めた香坂高宗の記念石碑などが立っていました。参道を30分ほど歩いて岩壁の下に着きました。「閼伽流城跡」への道が分かれていました。
そして鐘楼がありました。(画像は他ブログから拝借)
観音堂の裏側には松尾芭蕉の句碑の案内看板が有ったので数十mほど先まで足を延ばしました。岩壁の下に大きな石碑が立っていましたが、これがその句碑かは特定できませんでした。
帰宅後、ネットで検索し、他ブログで次のような事を知りました。
【芭蕉句碑は、貞享3年、深川の草庵で病気で寝ていた時に浅草寺の屋根を眺め詠んだ句「觀音の甍見やりつ花の雲」(かんのんの いらかみやりつ はなのくも)(末若葉)】
閼伽流山の最高点仙人ヶ岳へは観音堂の裏側から延びていました。岩場の間にしっかりした登山道があって危険を感じることはありませんが、絶壁を見ながらの登山道です。
大岩壁の上部に出るとクヌギやナラの雑木林になっていました。雑木林の中わずかに進んで閼伽流山最高点に着きました。
仙人ヶ岳の三角点は最高点から少し先でした。
ここにも仙人ヶ岳の標識はなく「閼伽流山」の手製の山名プレートが付けられていました。
三角点をカメラに収めた後、最高点に戻りランチ休憩取りました。
ランチ休憩の後は案内看板に導かれて「閼伽流城跡」への周回コースを歩きました。閼伽流山の岩壁の上部は完全な雑木林でこの時期葉っぱを落とした明るいトレイルが続いていました。
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